麻とヴェルヴェット
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私が『わたし史上最高におしゃれになる!』
の題名について考えたのは2017年1月のこと。 編集が題名を100個考えろと言うので、 100個考えて、 その中で、どこかで「映画史上最高傑作」みたいなのを見て、 これを「わたし」、つまり映画史とか、大きな話ではなく、 他人とは比較しない、自分の中でよくなったらOKという意味で 「わたし」にしようと思い、 同じ題名のものがないかどうか検索したら、 その何年か前に出された、ほとんど売れてない「私史上最高の肌」 みたいな本があっただけだったので、 字面としては「私」より「わたし」のほうが自分を強調できるかなと思って、 ひらがなにしたいと思って、決定したのが2017年1月。 その年の秋ごろ、 電車のつり広告で渡辺直美さんのエステの広告に 「ワタシ史上最高」とあったので、 ふーん、と思っている間に、 その次にはコスメ売り場の何かのコスメのポスターに 「わたし史上最高」とそのままの文字を見るようになるなど、 いろいろなところで見るようになった 「〇〇史上最高」 どれも自分史と比べてとうたっているのが特徴です。 最近、この〇〇史上最高がとてもふえてきたと思いませんか? このあいだ見つけたのが「ウィルキンソン強炭酸史上最高」 「ランコム史上最高のアンチエイジング」 そして「アサヒスーパードライ史上最高のうまさ」 そしてきのう受けたのが 「ジョイ史上最高傑作」という、洗剤の売り文句。 ジョイよ、おまえもか、という感じで、 至るところに見られるようになった〇〇史上最高。 他人、他の商品、他社とは比べないので使いやすく、 汎用性が高いということだと思います。 これが洗剤史上最高だったら言えないけれども、 ジョイ史上最高なら言えます。 あとこれは自信をもって言えますが、 服に一軍、二軍とブログで表現したのは私が最初。 2010年のこと。 あの当時、服に対して一軍、二軍という考えはなくて、 私が自分で考えて、面白く表現しました。 今ではコスメも一軍コスメとか言われていて、 こもれ汎用性が高いので広まったのだと思います。 次もなんか考えなきゃね! Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
November 2023
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