麻とヴェルヴェット
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冬物というものは、夏物と違って長もちするので、
なかなか更新が進みません。 それはモノという意味で。 けれども、人は日々更新していくので、 モノの進みと自分自身の進み具合がずれてくることはままあります。 それが学生のときは学生が終わるときに、 勤め人の場合は勤めが終わるとき、 または引っ越しするときなど、 何かが終わるときがきっかけとなり、 なんとなく変えていくのだと思います。 問題なのは、 そういう外的な要因がないとき、 それでも変えたいなというときに、いろいろ考えてしまうのだと思います。 それは年齢的なものかもしれないし、 単に心情の変化かもしれません。 心情の変化はどこで起こるかわからない。 そのときに一つのパターンが、変化した自分も、 もう既に持っているアイテムも見て見ぬふりをして、 そのまま買い続けること。 すると、とてもたくさんのものを持つことになってしまいます。 けれども、そういう人は案外多いです。 私は大学1年のときちょっといいコートを買って、 私はこれをいつまで着るのかなと、漠然と考えたことがあります。 結果的にその後、ブンカへ3年行ったので、合計7年着ました。 7年ぐらいがいいサイクルかもしれないです。 気分とモノとのずれがあんまりないのかも。 コートの見直しと自分の見直し、 両方同時にやるといいのではないかと思います。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
February 2021
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