麻とヴェルヴェット
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先日、高齢化する引きこもりのニュースを見ていて、
「引きこもり」の定義を読んでいたら、 ブラック企業で働けなくなって家にいる人も入っていて、 それじゃあ、私の20代後半から30代は、 引きこもりと呼ばれても仕方のない状態だったのか? と思いました。 近くのコンビニまで行く人も引きこもりだそうです。 でもね、それってあんまりじゃないですか? 社会が法律を守らないような企業を放置しておいて、 そのせいで、家から出られないほど具合が悪くなった人たちのことを 「引きこもり」というネガティブな呼び方で定義するなんて。 会社では人権無視状態で、 そこからやっと逃げたら、 こんどは社会全体から否定的にみられるなんて。 じゃあ、どうしたらいいのよ、と思います。 病気の人は「引きこもり」と呼ばないそうなんで、 誰かに病名をつけてもらえばよかったのかもしれないです。 まあ、私もそれ以来、 日本社会の一般的な考え方とは距離を置いているので、 ずっと俯瞰的に見て、 へえ、そうなんだ、ふーんと考えるぐらいしかできることはなさそうです。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
February 2021
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