麻とヴェルヴェット
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アパレル企業で仕事をしているとき、
一体これって、どういうライフスタイルの人が どういった場面で着るのか、 全く想像できないものが多々あって、 きっと売れ残るだろうな、嫌だなーという 気持ちになったことが何回もありました。 当時、デザイナーは自分の作品を「クリエーション」とかいっちゃって、 着る人のことなんて考えないで作っていた人も多かった。 (最近もそういう人はいます) そうすると、これって売れ残って、最後どこにいくんだろうとか、 そんなことを考えていました。 それでも90年代って、今の売られている量の半分の量しか 市場に出ていなかったんですよね。 最近、セールでの売れ残りも多いし、 アウトレットに商品はたくさんあるし、 日本での売れ残りはもっと増えていると思います。 若い人は減っているのに、 若い人向けの服ばかり売られているしね。 在庫消化率が高い分野ってどこなんでしょうね。 ノースフェイスとか、少なそうな感じがします。 圧倒的に多いのは、一般的な婦人服でしょう。 作りすぎですから。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
February 2021
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