麻とヴェルヴェット
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多くの人がある一定の年齢まで達すると、
服が似合わなくなったと感じるようです。 理由はいろいろでしょう。体型とか肌とか、要するに容姿の問題。 皆さんがそうおっしゃるので、 だったらどういう格好が素敵に見えるか、 よく観察してみるのですけれども、年配になれば年配になるほど、 着物のほうが断然素敵なんですよね。 このあいだ、ポーラであったヴィンテージのサンローラン展について検索していたら、 そのパーティーか何かに出席した、ヴィンテージサンローランの持ち主の小林麻美さんでさえ、 着物でした。 さんざんサンローランを着てきた結果が着物かあ、と思いました。 ストレートなライン、豪華な生地、もちろんジャージーやニットではないことなど、 年をとって、ボディが崩れても気にならない要素が着物にはあります。 年を取って服が似合わなくなったと感じる皆さんは、 真剣に着物について考えるといいかもしれませんね。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
February 2021
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