麻とヴェルヴェット
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今、Netflixで、
セックスアンドザシティのスタッフ(衣装も)作った 「エミリー、パリへ行く」 というリリー・コリンズが主演のドラマがアップされているのですが、 スタイリストのパトリシア・フィールドがやったという エミリーの衣装が、けばけばしくてパリの街に合っていません。 しかも、新人のくせにシャネルのバッグをとっかえひっかえもっていて、 ものすごいお金持ちみたいなことになっています。 これでいいのだろうか? と感じていたら、 海外の視聴者もそう感じているみたいで、 やはり誰が見ても、これは合っていないと感じるのだとわかりました。 パトリシア・フィールドのあのちょっと過剰な感じは、 ニューヨークという街だから合っていたので、 パリだと違うんですね。 パリには今回のバレンシアガのコレクションビデオのような服がよくて、 きらきらけばけばはパリの街並みには似合っていません。 リリー・コリンズがどれだけ美人でもそれは同じ。 面白いことに衣装が街に合っていないと、 リリー・コリンズがちょっと馬鹿っぽく見えます。 やはりちょっと引いた視点で合っているということが とても大事なのがよくわかります。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
February 2021
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