NAOKO KOBAYASHI
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麻とヴェルヴェット

いくら被服費として使えるか

24/4/2019

 
どういった人たちが被服費としていくらぐらい使えるか、
かなり正確に把握していないと、
この先、誰に何が売れるのか、わからないと思うのです。

ここ数年、ファストファッションがはやったのも、
簡単に言ってしまえば、被服費の額が減ったからで、
「〇〇〇〇だけどおしゃれ」というのは、
自分が自分に向かってかけた呪文でしょう。

減った理由は、収入における可処分所得の低下(社会保険料の値上がり)と、
女性の場合はより一層の非正規化の進行および結婚していない人の増加。
これでは買っている場合じゃないです。

それで最近気づいたのは、
例の「ファストファッションにハイブランドのバッグ」。
いわゆるブラントとわかるバッグの人の比率がぐっと減りましたね。
持っていた人もいると思うんだけれども、
メルカリに売っちゃったのかな、売れるうちに。
それとも古いのは持ちたくないのかな。

なんで減ったのかというと、
好みが変わったんじゃないです。
買えなくなったからです。

アウトレットへ行けばわかるけど、
買っているのは観光客ばかり。
日本の人が買っているのはGAPとかだからね。

「ファストファッション+ハイブランドのバッグ」の人たちは消えつつあり、
そのずっと後にミレニアム世代が待ち受けています。
これから数年かけて、街の景色が変わっていくでしょう。



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