麻とヴェルヴェット
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2年ぐらい前から、
ビッグシルエットは日本でも定着してきて、 最近は特に、ビッグなパーカーやトレーナー、 ロング丈のボリュームのあるスカートという組み合わせの人を多くみるようになりました。 ビッグシルエット、もちろん世界的な流れなのですが、 なんか日本のと世界のと違うのです。 どこが違うのかなと思って、観察したら、 重心の位置が違う感じ。 なんというか、日本の人たちの着こなしは、重心がとても下。 だけれども、ヨーロッパやアメリカだと、重心はもっと上で、 ウエストでとまるように着こなしを工夫している。 それがベルトだったり、お腹のあたりが見えたりしている。 だけれども、日本の場合、ウエストはとにかく隠します。 すると重心は気持ちウエストより下になります。 面白いんだけれども、アジアが全部そうかといったら、 違います。 韓国は上ですよね。 だって、ブラックピンクみたいな子たち、お腹を見せているでしょ。 あれは重心はウエストより気持ち上だよ、ということ。 重心を上においたほうが、脚が長く見えますから、 ダンスをやる場合は特に上に置きたくなる。 日本のこのウエストがない感じは、 若い人から年配の人までそうです。 もちろん全員ではありません。 そうではない人もいます。 なぜなのだろうか。 理由はこれから考えていきたいと思います。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
February 2021
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