麻とヴェルヴェット
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例の問題に関して、
海外でも報道されたということで、 某新聞では「女性の社会進出が」みたいなことが書かれていました。 これを読んで、違和感はぬぐえません。 本当に英語の媒体で「女性の社会進出」なる言葉が使われているのでしょうか。 大体、社会などという言葉と概念はもともと日本になかったものだろうし、 ソサイエティという言葉が、対価を得る労働という意味ではないのは自明のこと。 どうにも気持ち悪かったので、オリジナルに当たってみたら、 やっぱり違うじゃないの。 オリジナルでは「女性の労働力(ワークフォース)への参加」となっていて、 ソサイエティも、アドバンスも使われていないです。 労働力と社会も違うし、参加と進出も違います。 実はここ最近のファッションに関連する日本の記事もなんか変だなと思うことがあって、 オリジナルに当たってみると、改変こそされていないけれども、 なにかを削ってあったり、訳していなかったりします。 たぶんわざとだと思うけれども、 これでは本当のことはわかりません。 ファッションに関することをやるのなら、 オリジナルに常に当たるということをしないと 間違った知識になってしまいます。 そうならないためにも、 常にオリジナルに当たらないとね。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
March 2021
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