NAOKO KOBAYASHI
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麻とヴェルヴェット

着るものを選べる

5/4/2018

 
外国でチープシックの実践がどうなっているか、
本を書く前に海外在住経験のある皆さんにインタビューしました。
アメリカ、オーストリア、イタリア、イギリス、ドイツ等。
特段新しい話はなかったのですが、
向こうの人のほうがもっと徹底していて、
コートなんて毎日着るのは当たり前だし、中古を買うのも普通。

だけれども、日本と違う点があって、
それはヨーロッパは階級社会なので、その階級によって着る服も違うし、
買い物へ行くところも違うということです。
それはチープシックというよりは、
労働者階級はそんなもん買わないし、欲しいとも思わないし、
買いにくお店も決まっているので、
必然的にチープシックのようになってしまうということ。

日本に住んでいる皆さんは格差、階層はあるものの、
それは階級ではないので、好きなものが選べるし、好きなところで買えます。
着る自由は、実はある。
着るものが出自によって決まるわけではありません。

これはファッションという意味においては、
非常に大きな優位性ですし、
ファッションはそれを支援します。
つまり、出自、肌の色、役割を超えていい、
そのために使ってくれ、と。
なんでも自由に着ていいということは、非常に重要なことです。

着るものを選べる。
何事も強制されない。
(だから当然、おしゃれじゃないことも選んでOK)
考えたら、ブンカの中というのは割とこれがありました。
それぞれがそれぞれの選択を認める社会。
それが本当に重要です。




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