麻とヴェルヴェット
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その時代、時代にはやりの色のトーンというものがあるといわれても、
一般のファッションに興味がない人にはよくわからないかもしれません。 きのう「バトル・オブ・セクシィズ」というエマ・ストーンが主演の70年代に活躍したテニスプレーヤーのビリー・ジーン・キングがテーマの映画を見ました。 これに出てくるのが、まさに70年代の色という衣装。 ウィメンズ、メンズとも70年代色です。 どういう色かというと、彩度が高目、明度は微妙に低い感じの色で、 今は古着屋などに行かないとみない色目です。 で、この70年代にはやった色のものを着ると、 よく言えばヴィンテージな感じ、 悪く言えば、古臭い感じに見えます。 時代によってどんな色がはやっていたか知るには、 こういった映画か、もしくは服飾美術館の展示を見るのがいいです。 説明を聞くよりも、よくわかります。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
February 2021
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