麻とヴェルヴェット
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アナ・スイの日本での展開が終了するというニュースをさきほど見ました。
アナ・スイ、90年代からでしょうか。 20年以上はやっていたと思います。 ここへきて、ブランドが閉鎖、または縮小のニュースをよく見ます。 ブランドには続くブランドと、続かないブランドとがあります。 続かないのは時代の変化に対応できなかったところ。 アナ・スイの場合、ずっとアナ・スイ独特の路線を崩しませんでした。 この場合、時代の気分とぴったり合うときはいいのですが、 そうでないときはいきなりだめになります。 アナ・スイはもう時代の気分ではない、ということですね。 一方、生き残るブランドは時代の気分によって変化していくところです。 グッチやジバンシー、サン・ローランのようにデザイナーを交代させるのが 現在の一般的なやり方です。 大きな看板は残しつつも、定期的に雰囲気を変えていき、 生き残ります。 プラダは、ミウッチャ・プラダがみずから変化し続けることで生き残っています。 こういうブランドはまれです。 ミュージシャンもそうですよね。 マドンナはプロデューサーをかえて、スタイルをどんどん時代に合わせて生き残っています。 デヴィッド・ボウイなんかは、自分でどんどん時代に合わせて変化していきました。 時代が変化するのは当たり前。 変化しないということは、進歩や成長がないということです。 大きな枠は残しつつ、変化に対応する。 これはブランドも、人も同じです。 皆さんも変化すべきところは変化させましょう。 生き残るためにね! Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
May 2023
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