麻とヴェルヴェット
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在宅勤務になったとき、
いろいろなビデオシステムを使って ミーティングや会議をするという場面が出てきているのではないかと思います。 私もビデオ会議のシステムを使って もう5年近く、アメリカからの講義を聞いているので、 どんな感じかよくわかります。 その際、何を着たらいいかよくわからないという方もいらっしゃるでしょう。 基本的には上半身しか映らないので、 シャツなりセーターなりを着ていればいいだけですね。 ただ、本当のポイントはそこではないのです。 5年もやっていてわかったことがあります。 それは、他人が覚えているのは服ではなくて、 背景だということです。 大体同じメンバーで講義を聞いているんですけれども、 思い出すときは、 ああ、いつも後ろに観葉植物がある人とか、 自転車があるお部屋の人とか、 壁に絵がかかっている人とか、 やけに照明が暗い家の人とか、 そんなふうに他人は記憶しています。 逆に服はそんなに覚えていません。 だから、ビデオの席で自分をよく見せたい場合、 映りこんでいる自分以外のものを美しくしておくといいです。 植物とかお花は印象がいいですね。 絵画やポスターもいいでしょう。 乱雑なものはあまり映り込まないようにして、 だけれども、真っ白い壁だけが映っていると、 それはそれで変です。 (あと、ベッドが映るのもやめたほうがいいです) 服の前に一緒に映り込むものを整えてみてください。 大体、みんな、そこを覚えています。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
December 2022
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