麻とヴェルヴェット
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例えば古着屋とか中古で買って、
たまにその素材がウールなのか、化学繊維なのかわからない場合がありますよね。 さわっただけでは判断しかねる場合。 そういうときは、霧吹きをかけてアイロンがけをします。 ウールだったら、ほんのりけもののにおいがします。 獣毛臭というやつでしょうか。 ウール100パーセントだったらそうなります。 ただ、混紡だとわかりづらいかもしれません。 生地や糸だと、ウールか化学繊維かを判別するには、 燃やしてみます。 石油由来の化学繊維だったら、しゅわっと縮むように燃えます。 ウールとかコットンだったら、燃えかすが残る感じでじわじわ燃えます。 あと燃えるときのにおいも違います。 ただこの方法は、燃やせる部分がないとできないので、 縫い代の端を切るとかしないとできませんから、 ふつうはやらないでしょう。 古着や中古だと、 素材タグが切り取られていることもあるので、 とりあえず霧吹きをかけてアイロンをかけてみるのがいいと思います。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
February 2021
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