NAOKO KOBAYASHI
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麻とヴェルヴェット

いまでも古いものを参照する

17/7/2018

 
日本の人が割と簡単に、「何を着ていいかわからない」となる理由の1つに、
古いところから学んでいない、というのがあるのではないかと思います。

というのも、外国の雑誌やWEBを見ていると、
しょっちゅう古い女優さんなんかのスタイルが出てくるんです。
どれぐらい古いかというと、グレタ・ガルボとか、
マレーネ・ディートリッヒとか、当たり前のレベル。
日本で言ったら、小津映画の原節子さんとか、そういうのと同じ。
そういうスタイルを毎週毎週何かしら見ていて、
それで知らぬ間にスタイルについてわかるようになる、
というのが洋服を着る文化の人たちではないかと思います。

そういう「クラシック」なスタイルがあってこその着崩しだし、
はずしだし、
ディコンストラクションなわけで、
何もないところから崩れているわけでもはずしているわけでも、
構造が壊れているわけでもありません。

日本の場合、この「クラシック」なスタイルに関しての知識がないから、
特にいい年の大人になるとどうしていいかわからなくなるのではないでしょうか。

歴史といっても、たいした古さではありませんが、
今でも参考にしているのはそれで、それは無視できないです。

具体的にどうしたらいいかといえば、
やっぱり古い映画を見るとか(オードリーでもキャサリン・ヘップバーンでも、
もちろんディートリッヒでも)、
写真集を見るとか、
そういうことをしていけばいいのではないかと思います。

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    Naoko Kobayashi

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