麻とヴェルヴェット
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腰が痛くなってきたので、
腰椎について書いてある本を読んだんですね。 日本人の姿勢や動き方について研究している先生の本です。 そうしたらそこにはっきりと「日本人に洋服は似合わない」と書いてありました。 腰椎の使い方が、西洋人とはもう違うそうで、 あちらは上へ向かう文化、 こちらは下に重心を置く文化で、ハイヒールをはいて、 より上へいこうとする文化の衣服は、日本で生まれ育っている人たちには 似合うわけない、ということでした。 これは男性もそうで、メンズの理想の体型って西洋では逆三角形なのですが、 日本では肚に重心を持ってくるため、逆三角形。 昔の武士の写真を見ても、みんななで肩です。 なで肩にはテイラードジャケットは似合わないんです。 だから、似合うような体型にするためには、筋肉をつけないといけないんですね。 私たち、こんな似合わない服を着ながら一生すごすわけなので、 似合う、似合わない論争はやめましょう。 「日本人に洋服は似合わない」で終わりです。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
January 2021
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