麻とヴェルヴェット
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もう1つ、その根拠となる考え方を探していたのが、
私が今回見つけた「おいしい色のルール」です。 そのルールがどんなものかということについては新刊に書いたので、 興味のある方はご一読を。 このルール、きっと動物行動学か、文化人類学か、 どちらかを調べればあるだろうと思ったのですけれども、 何を調べていいか、広範囲なのでわからず。 20年以上前にデズモンド・モリスを随分と読みましたが、 そこにあったような、なかったような・・・ 読み返すのも気が進まないし、 しかもモリスより後に研究は進んでいるはず、 ということで、進化心理学にたどり着きました。 昔は進化心理学ってなかったし、 私はユング好きから始まっているので、トランスパーソナル心理学へいっちゃったから、 どちらかというと、社会心理学のような進化心理学の本は読んだことがなかったんだけれども、 なんか面白そうということで読んだら、はっきりとしたことはなかった。 なかったんですけれども、 ほんのちょっとあって、 それは何かというと、「人間は飢えている」という話。 現在でも人間は飢えています。 ダイエットができないのはこのためです。 肉体は飢えていないけれども、コンシャスネスが飢えていると、 どんなダイエットをしてもうまくいきません。 飢えていて何を探しているか? 糖分です、糖分! 脳の活動に糖が必要なんですね。 進化心理学の本には、人間は糖を探していると書いてありました。 そんなわけで、おいしい色のルールは、 本を読んでのお楽しみということでよろしく。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
May 2023
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