麻とヴェルヴェット
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有名なセレクトショップがひととおり入っている
ショッピングモールをぐるっと歩いていると、 マネキンのルックが同じようである、ということに気づきます。 今年は、大き目のボックス型のセーターとロングスカート。 これがとても多かった。 若い人はもうこのシルエットのセーターを持っていると思うのですが、 30代後半ぐらいからは、もっていないかもしれないですね。 ここで一部の人は、 大き目のシルエットのトップスだったら、 ボトムはタイトなものではないの? と思うかもしれませんが、 トレンドというものはそういうものではありません。 タイトなトップスにタイトなボトムスだったのが00年代。 そして今はビッグなトップスにビッグなボトムスがよく見える時代なのです。 ただ、日本はやけにこれが多い印象です。 コレクションでは全部がこのシルエットというわけではありません。 たぶん売れるからでしょう。 おしゃれに見えるかどうかは関係性で決まるので、 時代と自分の関係がマッチしているほうが、 おしゃれに見えますが、 それがずれればずれるほど、昔の人に見えてしまうということです。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
February 2021
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