麻とヴェルヴェット
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シェアする、つまり共有することについて。
これからますますシェアリングエコノミーが進むと思います。 私の観察からしても、 年齢が下がれば下がるほどに所有にこだわっていないようです。 所有にこだわらないので、借りればいい、という話になります。 で、インスタグラムを見ていたら、 しつこく某レンタルバッグの広告があらわれるので、 どんなものを貸してくれるのか、見てみました。 確かにいろいろあります。最新モデルや、特徴的なものはないみたいだけれども、 オーソドックスで、ちょっと前に出たもの、 みたいなものだったらたくさんあります。 バッグをとっかえひっかえしたい人は、レンタルすればいいでしょうね。 ただし、これ、思うのだけれども、ビジネスとして成立するかはちょっと疑問。 バッグの仕入れ値と人件費、固定費その他で経営は圧迫しているのではないかと。 (赤字じゃないのだろうか) そうなると、どんなに高いバッグでも、 借りればいいじゃんってことで、借りる人がふえます。 すると所有に価値はないので、持っていて見せびらかすという行為が無効化します。 好きで持つ分には構わないけれども、見せびらかしのために持っていた人は、 意味がなくなります。 中古もどんどん出てくるし、それが幾らしたかなんてもうわからない。 つまり、意味を持っていた情報としての記号の崩壊です。 それはもうすぐそこまできています。 あと、買うときもシェアできそうなものを買うでしょう。 最初からシェア前提。 そうすると、予算額は上がり、クオリティの高いものが買えます。 服に関しては、問題はサイズ。 サイズが近い人が身近にいるといいですね。 引き続きシェアしていきましょう。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
September 2023
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