麻とヴェルヴェット
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blogに時々、サステナビリティについての記事を書きますが、
あんまり人気がないです。 サステナビリティやエコロジーについての意識は 年代によって違うと言われていて、 これらについて危機感を持っているのは若い世代で、 上へいくほど、大量生産、使い捨てに対してそれほど罪悪感を持っていないようです。 そのため、いまだに、大事に長く着よう、よりも、 「捨てなさい」のほうが、年齢が上の人には人気があります。 今でも覚えていますが、2015年の12月のその年の最後のイベントをやったとき、 「小林さんと同じことを書いている」と言って、 クライアントさん数名がもってきてくれたのは、 私が全く知らないタイリストさんの「捨てなさい」 みたいな題名の本でした。 その約1年後、自分の本の題名を考えるとき、 大きなTSUTAYAへいって市場調査したら、 その人の本の第二弾の帯に「誰も教えてくれなかった」と書いてあって、 驚いたのをよく覚えています。 (この本のamazonさんの書影には、この帯がない画像なんです) 何度も書いていますが、 私はブログを始めたときに「誰も教えてくれなかった」という文言を blogでも書籍でもどこにもないことを確認してから始めました。 というか、2010年当時、ファッションについてのブログなんて、 自分が着たものをあれこれ紹介する人以外なかったです。 しかし、皮肉なことに、私はファストファッションはコスパがいいから、 そのシーズン着て捨てればいい、なんてことは 一切言わないし、書いてないんですけどね。 まあいいですけどね! 私は作る側なので、 そんな簡単に捨てることには賛成しませんし、できません。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
September 2023
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