麻とヴェルヴェット
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スージー・メンケスとは、現在74歳のヴォーグの専属ライターで、
パリのサンディカという名門のクチュール組合に所属している学校を出た後、 ケンブリッジで歴史学の修士もとっていて、 各新聞社で長年にわたりファッション関連の記事を書いてきて、 その功績をたたえられ大英帝国勲章とかもらっている面白い髪型の方です。 前置きが長くなりましたが、 そのスージーのインスタ、面白いのでずっとさかのぼって見てみました。 見ればわかるけど、 スージー、同じ服の割合がすごく多い。 首からぶら下げているハートの形のペンダントも同じ。 もちろんコートも同じ。 柄物のドレスも同じ。 いつも同じプリーツプリーズのプリーツの上着。 スージーは作り方もデザインも歴史もわかっていて、 何年もコレクションを取材して、記事を書いていて、 それで至ったのが、 自分が好きな服をいつも着る、それがいつも同じであったとしても、 です。 しごくまっとう、かつ本物。 こういう人を見習えばいいし、目指せばいいのです。 そしてお知らせです。 昨日より11月3日の「東京ハ―ピー」の募集開始いたしました! 今年は、異文化の取り入れ、というテーマで、 日本という異文化を西洋の衣服はどうやって取り入れてきたか、 では、私たちは今どうするのがいいのか?みたいなことについて私はしゃべる予定です。 ルイ・ヴィトンの歌舞伎バッグや、ア―デムの北斎プリントなど、 異文化日本テイストは記憶に新しいところです。 また、アベユリコさんには今回、特に東京の昭和の家と庭の部分に力を入れて解説していただく予定です。 皆様ぜひご参加ください。 それから、10月20日(土)のファッションレッスン中級は残席1です。こちらもお早目にどうぞ。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
September 2023
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