麻とヴェルヴェット
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おととい、ジバンシーのクレア・ワイト・ケラーの後任が発表されました。
カリフォルニア出身のマシュー・ウィリアムズで、 レディガガやカニエ・ウエストの衣装を担当したこともある、 ストリートウエア界の人。 私もよく知らなくて、 きのうYouTubeを検索したら、インタビュー動画があったので見ました。 そこで彼が言っていました。 「より少なく、そしてディケイド(10年)着られるような、 サステナビリティに配慮したモノづくりをする」 まあ、デザイナー界のトップメンバーに選ばれたので、 こういうふうに言うのは当たり前なんですけれど、 逆にこういう考えの人でなきゃ、選ばれることはないです。 インタビューアーに「ラグジュアリーなストリートウエアってどう?」と聞かれて、 それに対して「僕より上の世代だけど、ジュンタカハシとかNIGOとかが日本でやってて、 それに続くものだから」と答えていたのが印象的。 高橋盾さんとNIGOはブンカの先輩。 まあ、世界の本当のファッション好きは、ストリートウエア寄りで、 かつサステナビリティを選んでいくということですね。 カリフォルニア出身で、今はイタリアのフェラーラという田舎に住んで モノづくりしているというのも今風です。 デザイナーはもう都会じゃないんだよね。 あたらしいジバンシー、いろいろ期待です。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
May 2022
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