麻とヴェルヴェット
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レーヨンについて調べ始めましたが、
これは卒論が書けるくらいの壮大なテーマであると気づき、 途中でやめました。 だがしかし、レーヨンがあくまで絹の代替品として開発され、 人工絹、つまり人絹として発達したことは間違いなく、 ウィキに記されている、レーヨンという言葉が、 レイとコットンとあわせた造語とは考えにくいです。 (テイジンのジンは人絹のジン) きのうは英語の記述まで当たりましたが、 そんなことを書いてある箇所はどこにもなく、 この記述はどなたかの創作だと思われます。 ただ、最初にレーヨンと名付けたなんとか商会については、 英語表記がなかったので、調べようがなく、 決着がついたわけでもないので、 ちょっと気分が悪い。 はっきりさせたいです。 ちなみに化学繊維については、 日本化学繊維協会のHPがとても詳しく、 200Pほどの資料をダウンロードできますが、 これは製造メーカーによる記述なので、 欠点がはっきり書いていなくて、 例えばポリウレタンは3年ほどで劣化するであるとか、 ポリエステルは暑いなどということについては記載がないです。 ただ、アセテートはポリエステルよりは涼しいみたい。 アセテート、よくドレスに使われています。 ウールとアセテートというのもあります。 いずれにしても世界で初めて人工絹を開発したのは シャルドネ公で、ここがすべての始まり。 ここを起点にしていろいろな化学繊維が開発されていきました。 あともう1つ気づいたのは、 60年代の色がやけに色あざやかなのは、 化学繊維の急速な発展に関係しているからでしょうね、ということ。 化学繊維は染めても発色がいいので、 目にも色鮮やかな色合いの服がふえたのでしょう。 それが60年代の色で、 その反発が70年代なんだと思います。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
September 2023
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