麻とヴェルヴェット
|
藤沢市の図書館の正面にあるルーシーグレイさんという
花苗を扱うショップ(兼ねる生産者)に、新しく切り花部門がオープンしたので 行ってみました。 花の色にも流行があって、 そこは特にアンティークと呼ばれるような、 すべてがセピアがかった色合いのお花をたくさん置いています。 今だと、ヴィオラにその色が多くて、独特の色合わせで 寄せ植えを作っているので、いつもそれを観察して帰ってきます。 ポイントは、アンティーク調にすべてを寄せていくこと。 花なので、絵具と違いますから、すべて同じトーンにはならないのですが、 全体の明度と彩度を落としたお花を並べると、 シックな寄せ植えが出来上がります。 ただ、こういったアンティーク調のお花、 お庭の広いエリアに植えると、沈んでしまってよく見えないのです。 小さな鉢植えや寄せ植えに向いているなと思います。 そんなことを考えていたら、 これは人にも似ているなと思いました。 セピア調、つまり茶色系のグレイッシュですが、 単体はおしゃれなんだけど、 大勢の中に入ると埋没しますね。 どこに植えるかが重要なのと同様、 どういったシーンで着るかが重要ですね。 Comments are closed.
|
AuthorNaoko Kobayashi Archives
March 2022
|