麻とヴェルヴェット
|
時たまなんですが、長年見る夢があって、
それは私がブンカにいたとき、 提出物が間に合わず、「期限後」というハンコを押されてしまう夢。 私は一度も「期限後」になったことがないにもかかわらず、 (一度、先生のミスで間違ってハンコを押されてしまったことはある) まだ、その夢を見ます。 「期限後」のハンコというのは、文字通り、期限までに提出できなかったものです、 というハンコで、これがある程度たまると留年です。 ただ多くの学生は留年を選ばず、退学していきました。 1年の最初のクラスが44人ぐらいだったと思うんですが、 1年が終わるころには8人ぐらいが退学していました。 期限後のものがたまりすぎると、もう追いつかなくなるからです。 最終的に入学した人数の3割減ぐらいになるのではないかと思います。 宿題は膨大だし、やる範囲は多いしで、 ブンカ時代は本当に大変でした。 みんな、よく徹夜してやっていました。 私は寝ないと具合が悪くなるので、徹夜はせずに、 他人の倍のスピードでやるという方法で乗り越えました。 それだけやったので、今のいろいろな活動の基礎があります。 だから、そういう基本的な学びがない人と一緒にされるのが、 とても嫌です。 ブンカを卒業した皆さんは、あの課題に耐えたことを 誇っていいと本当に思います。 あれはみんなにできることではありません。 Comments are closed.
|
AuthorNaoko Kobayashi Archives
May 2022
|