麻とヴェルヴェット
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きのうお会いした方、お母さまの古着を着ていらっしゃったのですけれども、
80年代の日本の服で、今よりずっと丁寧な作りとデザインなんですね。 あのころの20代、30代のおしゃれな人って、 こんないいものを着ていたんだなと感心します。 そこで覚えているのが、 私が学生のころ、オリーブを買っていたとき スカートが2万4000円とか、ワンピース4万円とか、 普通に雑誌に載っていたということ。 すごい高いんだなと思っていて、いつになったらこういうのを買えるのかな、 きっと30歳になったら買えるよね、と勝手に思っていたのですが、 アパレル企業に勤めたら、逆に買えない身分になってしまいました。 ただ同年代の違う業種に勤めていた人の話を聞くと、 買える人は買えたみたいなんですよね。 確かに、あのころパリでヴィトンのバッグを買ってきたとか、 ロンドンでバーバリーのトレンチコートを買ってきたとか、 大学時代の友達が言ってましたわ。 今より服に使えるお金がずっと多かった90年代。 いい服をもっているのも当たり前かもしれません。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
February 2021
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