麻とヴェルヴェット
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植物を観察しているとわかりますけれども、
今年はかなり季節が早く動いています。 例年だったら、バラのピークは今ごろなのですが、 湘南エリアではちょうど1週間前がピークでした。 今日は最高気温27度。 夏ですよ、夏。 ファッションは、季節が早い分にはいいんです。 遅くまでウールのセーターを着ていたりすると、 変な感じがしてしまうのです。 リネンのシャツやワンピースなんて、 あと3ヶ月ぐらいですから、 気温が高く、天気がいい日に着ないと。 梅雨はまたなんとなく寒くなりますから。 そうそう、 この1か月ぐらい検索ワードで多かったのが、 「麻はいつから?」と、 「ポリエステルは暑い?」 でした。 麻はもう着てもいいし、 普通のポリエステルは暑いです。 台風前夜のようなすごい雨ですが、
皆様の地域はいかがでしょうか? 5月でこんな雨って、なかなかないですよね。 私の場合、家でのお仕事が長いので、 ゴアテックスを使った、5万円もするような立派なレインコートやレインジャケットは 買ったことがないのですけれども、 こんなすごい雨だと、あってもいいかなと思いますね。 バーバリーで有名なサンヨーですが、 あそこはもともとコートが強い会社で、 ゴアテックス素材のコートもたくさん売っていました(います)。 サンヨーは確かほかよりお給料がよくて、 就職先としても人気だったと思いますが、 すごくできる人しか入れなかったと思います。しかも1人とか2人じゃなかったかな。 私は大手に全く興味がなかったので、 調べもしませんでした。 後にアトリエサブでバイトしたときにいろいろ教えてくれたのがサンヨーにいた人で、 その人は親切だったんでよく覚えています。 教えるのが得意だったので、その後、エスモードの先生になっていました。 どうでもいい話ですが。 そんなわけで、皆さんも早めに梅雨に備えましょう。 買おうと思っているのに販売員さんが声をかけてくれないとか、
セレクトショップでは販売員さんにスルーされるとか、 ファッションレッスンを受ける前にお悩みをお伺いすると、 こんなことをおっしゃる方が結構いらっしゃったんですけれども、 ファッションレッスンを受けたり、本を読んだりして実践している方からは、 これとは逆のご報告をいただいております。 どういうことかというと、 買わないのにいい待遇を受けた、という報告です。 お茶をいただいたり、カタログをいただいたり、なんかご招待されたりと、 買ってないのにいいのかな、みたいな、そんな話です。 ただし、こうなるにはちゃんとやらなきゃいけないことがあって、 まずは、きれいにしていくこと。 (ダメージジーンズとかだめですよ。おしゃれであったとしてもね) そして、そこのファンであることがわかるようなお話を販売員さんとすることです。 「いつもコレクション楽しみにしています」とか、 「何々はとてもよかったです」とか、 そういう、知っている、ファンであるということが伝わったならば、 買わなくてもよい待遇を受けられます。 こういうのが始まると面白いので ファッションレッスン受けた方、本を読んだ方はぜひやってみてください。 販売するほうだって、ファンがいるということはうれしいですからね。 体型がよく見える、
つまりスタイルがよく見える服はどんなものかというと、 いいパターンの服の一言に尽きます。 どんなに自分の体型を診断してもらって、 それに合うとされている服を選んだとしても、 パターンがだめだったらどうにもなりません。 ではいいパターンの服はどんなものかというと、 いいパターンを作れるメーカーが作っている服です。 いいパターンは熟練した技術と、立体感覚を持っている人にしか作れません。 では、これらが簡単に見つかるのはどこか? もちろんすべてのブランドのすべての服を着たわけではないので、 くまなく探した結果ではありませんが、 簡単に見つけたければ、ハイブランドで探します。 彼らには歴史と伝統があり、もちろんいい経験のある技術者がそろっています。 そうでなければ、コレクションに参加したり、オートクチュールを作ったりできません。 ファッションレッスン中級では、 私が持っている、これはいいパターンなんで体型がよく見えるよ、 というハイブランドの服を数点、着られる人には着てもらって、 皆さんに体感してもらうんですが、 いいパターンの服を着たことがない人は、 今まで着ていたものとはあまりに違うので驚かれます。 そして自分の見た目もよくなっているんで、そこも驚きポイント。 こればっかりは着てみないとわからないのです。 皆さん、ハイブランドのお店で試着なんてできないとおっしゃるので、 ファッションレッスンの中級では皆さんが着られそうな数点ご用意しているわけです。 ファッションレッスン、いらっしゃれない方もぜひどこかでハイブランドのパンツ、タイトスカート、ジャケットなど、着てみてくださいね。 セーターやカットソーではわかりませんので、それは除外。 そしていらっしゃれる方はファッションレッスン中級で体験してみてください。 そろそろ梅雨対策について考えなくてはなりません。
きのうもうちの周囲でカエルが盛大にないていました。 今年はデパートの靴売り場にも ゴアテックスのレインシューズがいろいろ売っているし、 ワークマンもあるし、 レイングッズには困らなそうです。 レイングッズって、そんなに値引きしないから、 早めに買うといいと思います。 今、自分のワードローブが入っている、
作り付けのタンスの中に除湿器を置いて除湿しています。 かれこれ1か月ぐらい。 小さいタイプで、タンスの中に置けます。 それがもう2回も中の水を捨てました。 きのう見たら、まだ水がたまっています。 どれだけ湿気ているのでしょうか。 梅雨はこれからなのに。 こんなに湿気ていると、 革製品はかびが生えてしまいます。 先月、ブーツを箱にしまいましたが、 しまうときに湿気とり剤も入れています。 靴もかびが生えますよね。 タンスの除湿していない人、 除湿がお勧めです。 思えば去年の今ごろ、メルカリをはじめて、
数点、出品して、毎日メルカリの画面をチェックしていたのですよね。 で、売ったお金でなんかを買ったりして。 でも、このせわしなさが私には合わず、 そして売るものもなく、 最近、ご無沙汰していたのですが、 久々に家にあったいらないものを出品したところ、 30分で売れてしまいました。 皆さん、お早いこと。 私はあんまりやっていなかったのですが、 私の周囲はけっこう盛んで、 いろいろ売ったり、買ったりしていらっしゃいます。 自分は使わないけれども、誰かが使ってくれるなら、 それにこしたことはないですよね。 難点は出品者がときたま嘘を書いていることだけど、 そういう人を見抜く訓練にもなりますね。 そんなわけで、少しメルカリ復活です。 久々に湘南おしゃれ男子を見ました。
うちの近所の駅の改札から出てきた人なので、 湘南じゃないかもしれませんけど(笑)。 どういう格好だったかというと、 全身sousouだったんです。 初めて見ました、全身そろえている人。 最初、着物の柄が見えたんで、 着物をリメイクしたものを着ているのかなと思ったんですが、 持っているバッグにロゴがあったので、sousouだとわかりました。 いやー、格好よかったです。 ただ、普通の仕事の人には見えませんし、 あれでお仕事は行けません。 学生でもなさそうだし、なんでしょうかね。 家へ帰って、sousouのHPを見たら、 メンズの面白い服がたくさん出ていて、 どれも格好よかった。 あれのいいところは、 脚の長さとか、貧弱な肉体とか、 西洋の衣服を着ると目立つ部分がわからないところですね。 それだけでも相当格好よく見えるのでしょう。 服について賞味期限とは言わないと思うんですが、
ほかに言葉がないので、とりあえずこれでいきます。 さて、服はいつまでもつかという話。 これは完全にその服によります。 まず、もうものとしてだめになったもの。 ・何回も洗濯した ・破れた、切れたもの ・ポリウレタンが入った素材で作られ、数年経過したもの ・ボタンがない、ファスナーが壊れたもの 自分に合わないもの ・サイズがあわなくなった ・着ていてかゆい、肌に合わない 最後にデザイン的な問題 ・大量生産された、その年にはやったもの ・どこかのブランドのコピー品 こんな感じで、もう使えないと思います。 では、服とは5年とか10年たったら、もう着られないか? そんなことはないです。 だったら、古着屋は成立しません。 メルカリで出しても売れません。 では、5年、10年たっても大丈夫なデザインとは。 →オリジナルです。 例えば、GUCCIの何か。大事に着てとっておけば、 10年たっても色あせません。 ただし、そのときの流行のシルエットがあるから、 10年同じように着られるとは限らないのね。 で、本当に服が好きな人は、 お金に余裕があるなら、大量生産された、どこかのブランドのコピー品ばかり 売っているようなファストファッションは買わないですよ。 お金に余裕があるなら、そんなことしないでしょう。 だって、服が好きで、デザイナーをリスペクトしているんだからね。 そういうものを集めますよ。 (服はべつに好きじゃないお金持ちはファストファッション買うと思いますよ。 そういう人が好きなのは、自分か、もしくはお金だから) では、インスタや雑誌で盛んにファストファッションを紹介している、 お金に余裕があるようにしか見えない人は? だからそれはステマだって。宣伝だって。 早くそれに気づいてくださいね。 前からちょっと気になっていたことです。
よく芸能人のディレクションしているブランドみたいなのがあって、 自分で着てサンプルチェックをしている絵が出てくるではないですか。 サンプルチェックって、違うからね。 9号なら9号の理想体型のフィッティングモデルでやるんだからね。 で、デザイナーはそのフィッティングモデルが着たところを、 前から横から後ろから見てチェックするんだからね。 まず、なんでディレクションしている人が自分で着るの? その人は9号なら9号の体型なの? もし違うんだったら、その人の直してほしいように直しても、 みんなが着て、少し体型がよく見えるようにはなりませんよ。 フィッティングモデルの人の体型って、相当スタイルいいですよ。 次、自分が着てたら、横からとか後ろからとかチェックできないし、 チェックというのはピンうちしたり、 デザイン線をテープで入れなおしたりするんだけど、 それができないじゃない? ってことは、意味ないじゃん。 ただ、ああいうのをそのまま許しているメーカーもよくないと思います。 なぜならそうやって、クオリティはどんどん落ちていくから。 まあ、変なものを買ったら、買った人の責任なんで、 好きにすればいいですけれどもね。 |
AuthorNaoko Kobayashi Archives
March 2024
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