麻とヴェルヴェット
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夏至のことばっかり気になっていて、
すっかり日にちを間違ってしまいましたが、 夏至は22日、明日ですね。 きのうの分は訂正しておきました。 さて、この夏至。 なんかすごそうで、 今からドキドキです。 人それぞれいろいろな分野ですごそうなことがあるかもしれません。 円高も進みましたしね。 さて、関係ありそうでなさそうな話なんですが、 自分が一番着たい服を選ばないことって、 実は他人にも迷惑をかけることがあります。 一番好きなものを選ばない人はいつも不満げで、 文句ばっかり言ってたりして、 周囲を巻き込みます。 一番好きを選ぶって、実は周囲の人のためでもあります。 幸せな人が周囲も幸せにしますから。 一番好きなものを選んでくださいね。 真っ白が似合う光のピークは夏至の日の22日です。
さわやかな初夏の光線とでもいうのでしょうか。 白さに黄色みがないというか、 純粋な白に見える感じが夏至をピークに変化していきます。 この後は、光に少し黄色みを帯びてくるので、 8月に向かって、ダークトーンが似合ってきます。 さて、さっきヴァレンティノのメンズを見たのですが、 すごくよかった。 メンズのオレンジ、いいですね。 オレンジのプリントのシャツに、パンツの脇線にオレンジのライン。 あと、いろいろなバッグの提案がよくて、 特に斜め掛けの小さな小銭入れみたいなのもよかった。 あれ、いいな。買い物に行くのに。 私は結構、手に持ってたりするんで。 最近、近場はパスモ、鍵、小銭少しで出かけます。それで足りますからね。 街を歩くと多くの女性がシャツをパンツやスカートから出しています。
しかし、ここのところコレクションレベルではシャツはインがもかなりあります。 半々ぐらいでしょうか。 だけれども、街ゆく人でシャツインの割合は1割ぐらい? ところで、ウエストがはっきりわかったほうが若く見えます。 そのためにもシャツインは有効です。 「若い」じゃなくて「若さ」なので、 本当は若くなくてもOKです。 若さが欲しいときはシャツインでどうぞ。 海外在住の方、遠方に住んでいる方、その他諸々事情によりファッションレッスン講座に出られない皆さんのため、Skypeによるファッションレッスン初級を設けました。
内容はファッションレッスンの初級の短縮バージョン(90分)です。 レッスンを受けた後、 ご自分のワードローブとマップを提出していただき、 それに対してアドバイスをつけて返信する形で終了です。 Skypeでファッションレッスンを受ける(90分) ↓ ご自分のワードローブとマップを添付ファイル形式で提出(1か月以内) ↓ こちらからのメールでのアドバイスの返信で終了 という流れになります。 ワードローブ構築がわからない方、 被服費を減らしたい方、 おしゃれに見える方法を知りたい方、 服の枚数を減らしたい方、 「服はたくさんある、だけれども、着るものがない」方など、 ごく普通の人のためのレッスンです。お気軽にどうぞ。 名称:スカイプファッションレッスン初級 ※Skypeのビデオ通話を使用します。 対象:どなたでも 時間:90分 料金:2万円 ※paypal、もしくはみずほ銀行の口座へ事前入金 お申し込みは fateshowthyforce@gmail.com まで、 メールのタイトル「スカイプファッション」とし、 ・お名前(本名)をご記入の上、ご連絡ください。 折り返し、受講可能スケジュールをご連絡いたします。 本当は、学校で勉強するか、生地メーカーがプロモーションするかがいいと思うのだけれど、
連日のように、 ポリエステルは暑いか、 アクリルは暑いか、 レーヨンは暑いか、 そんな検索ワードばっかりです。 ポリエステルもアクリルも暑いけど、 今って、安い商品ばかりだから、 そうすると、原価が安いポリエステルとアクリルだらけになっちゃうんですよね。 レーヨンだって、ものによっては相当安いと思います。 すると、生地メーカーも、 ポリエステルは暑いから夏には不向きとか、 宣伝できないのでしょう。 だって、お客様はアパレル会社だから、 営業妨害になっちゃうもんね。 それでポリエステルは暑いってはっきり言わない。 困るのは誰でしょうか? 困るのは、ポリエステルを着て暑い消費者じゃないのかしら? 消費者が無知だから悪いっていうのだろうか? 消費者が賢くないと、 無駄なお金も使わされるし、 暑いものを真夏に着るはめにもなるというものです。 例年になく、寒暖の差が激しいですね。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 体調を崩していらっしゃる方も多いことでしょう。 こんなときはやっぱり自然素材のほうが対応できやすいと思います。 コットンやシルク、シルクウールなど、 気温差があっても割と快適です。 逆に、冷感素材みたいな化学繊維は、冷っとして、 少し寒いと着ていられません。 こういうときに安心できるのは自然素材の自然な暖かさ、さわやかさかなと思います。 特にシルクは暑くても、肌寒くても心地いいのでお勧めなんですけど、 皆さん、あまり着てないようで、 メルカリに結構出ています。 そういうのをうまく買って、普段着としてシルクを楽しむといいんじゃないかなと思います。 ウエストゴムのスカートやパンツがありますよね。
あのゴムの寸法というのは、 ウエストが仮に60センチだとしたら、それに1割引いた分がゴムになります。 つまり、54センチのゴムを入れることになります。 私はずっとゴムのテンションがかかっている状態が苦手なので、 この1割引いたゴムがきつく感じます。 そういう場合は、大き目のサイズを選ぶことになります。 または、自分でゴムを取り換えるかです。 それでもだめな場合は、ゴムのものは選ばない、となります。 パジャマなんかはゴムが多いので、なかなか避けることは困難ですが、 そういうときは大き目なものを選んで対処します。 フィレンツェでピッティウォモというメンズの展示会をやっていて、
その中でジバンシーのメンズのショーも行われていたんですけれども、 カリーヌもいろいろのブランドを集めてショーをやったとのことで、 そのショーで使われた写真を見ました。 テーマが90年代なので、 90年代のミュグレーやジャンフランコフェレ、ヘルムート・ラングなんかが ランウェイに登場。 90年代風じゃなくて、90年代に作られた服です。 ということは20年以上前です。 それが今見ても全く問題ないほど素敵で、 改めて、デザイン的に優れているものは時間がたっても輝きが消えないどころか 普通に着られるということがわかりました。 最近、オールドピンクハウスを集めている人も出てきているようで、 ちゃんとしたものは10年たっても、20年たっても着られます。 で、そういうものが集めて売られているのが古着屋やヴィンテージのショップです。 よく3年で捨てろとか、コートを5年で捨てろと言っている人がいるけれども、 それは服作りをしていない、もしくはしたことがない人ではないでしょうか? 作る側は3年で捨てるように作っていません。ハイブランドは特にそうです。 コートだって、5年で捨てませんよ。プラダのコート、5年で捨てるの? そういうことを言う人って、ファストファッションをよく着ているのではないかと思います。 そういうのとハイブランド、一緒にしないでほしいよね。 まあ、そんないい加減なことを言っている人が、 本当に適当なんだということを証明したようなカリーヌのショーでした。 きのうは、リクエストをいただいて、
海外在住の方にスカイプでファッションレッスン初級をしました。 前にもちょっとやったことがあるのですが、そのときはスカイプの接続が切れたりして、 うまくいかないこともあったので、やめていたのでした。 ときたまロンドン、ニューヨークなど海外在住の方がファッションレッスンを受けにこられて、 こっちはヨーロッパもアメリカも住んだことがないのでとても恐縮してしまうのですけれど、 いらしゃったときにはちょうどいい機会なので、確認のためにいろいろお話を伺います。 その中で、きのうは、コートを洗うかどうか問題について聞きました。 答えは「コートは洗わない」だそうです。 まず、ドライクリーニングのお店がないんだって。 ないのは、需要がないからですよね。 もちろん気候が違うので、単純に比較するわけにはいきませんけれど、 ヨーロッパではコートはしょっちゅう洗うものじゃないと考えていいでしょう。 やるとしたら部分洗いだと思います。袖口と襟の周囲と。 前にプラダで羽根が縫い付けてあるコートがあったので、 これは洗濯はどうするか聞いたら、「洗わない」というお答えが返ってきました。 洗わないという前提で作っているので、毛皮や革が縫い付けてあるわけですね。 さて、スカイプのファッションレッスン、結構うまくいったので、 海外の方や遠方の方、事情で来られない方に向けて実施しようと思っています。 詳細は後で書きますので、スカイプなら受けたいという方はどうぞ。 さっきインスタグラムを見ていたら、
ジバンシーとオニツカタイガーとのコラボが明日から発売だよというアナウンスがありました。 今年はそのほかにも、スイコックとセシルバンセンのコラボサンダルがあったりと、日本のスポーツウエアとかアウトドアウエアメーカーと海外のハイブランドのコラボがふえています。 日本がファッションで世界に出ていくとき、 これからも強いのは素材と、これらアウトドア、スポーツウエアメーカーだと思います。 やっぱり素材、つまり生地にいいものが多いので、 それらを使ったものはうまくいくでしょう。 あときのう、やはりインスタを見ていたら、 ロンドンのリバティで初めてオリジナルの服のランウェイコレクションが発表されて、 それがかわいいですぞ。 これは、ロンドンに行った人は見てこなきゃ、ですね。 プリント好き、素敵な生地好きにはたまらないものでした。 |
AuthorNaoko Kobayashi Archives
May 2023
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