麻とヴェルヴェット
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私はいまだに料理本は買う派です。
最近よかったのは、『神田裕行のおそうざい十二カ月』 という暮らしの手帖社から出ているもの。 この先生のレシピはなんでもおいしい。 きのうもこの中から桜エビのかきあげ丼を作りました。 油はここのところずっと米油。米油、最高。 ネットで検索も悪くないのだけれども、 やっぱりまとまって本のほうがいいな。 探す時間もバカにならないので。 ただいま子猫預かり中で、
うちの中が一発触発状態です。 台風が過ぎたらいきなり暑く、 日差しも強いため、紫外線対策は必要です。 けれども、夏至を過ぎて1カ月、 明らかに晩夏へと向かっている日の光。 もう夏物も飽きてきたし、 プロモーションは秋冬にすっかり変わったので、 秋冬について考えましょう。 そうそう、冬物の編み物を始めるなら今。 今年は80年代テイストがかなり多いので、 80年代っぽい、太い糸のセーターなんか編むといいと思います。 編めない人は、古着屋で80年代のセーターを探すのです。 きっとあるはず。 椅子の具合が悪く、やはり座っていると腰が悪くなりそう。
けれども、注文した椅子は10月にならないとこない。 さて、どうしようかな。 ということで、今から腰のストレッチをします。 スティーブ・ジョブズがいつも同じスタイルだったというのは有名な話ですが、
有名なデザイナーなんかも普段の着る服はいつも同じだったり、 凝ったものではないことが多いです。 それは単に忙しいからだと思っていたのですけれど、 どうやら理由はそれだけではないらしいということが 最近わかりました。 ひとは選択と決断をするのに結構なエネルギーを必要とするのだそうです。 すると、毎朝、その決断と選択にエネルギーを使ってしまうと、 1日に使えるエネルギーが減るのだそうで、 時間を短縮するためだけではなく、 仕事に集中するため、余計なエネルギーは使わないために、 着る服をパターン化することは意味があることだそうです。 たしかに仕事ができる人って、 普段は同じようなスタイルだったなと、 会社員時代を思い出してみて思いました。 逆にちゃらちゃらして、いつも違う服の人って、 大して仕事できなかったような。 なんか気が散ってる感じがしたのは、 あながち間違っていなかったようです。 私が観察して知っていたのは、 たくさんのいろいろな種類の服を持っている人というのは、 完全にすべてを掌握しているわけではないし、 一枚一枚きちんと管理されているわけでもないということ。 どう考えてもそんなにたくさんの服が入るような立派なクローゼットがある家に 住んでいるわけでもなさそうでした。 ドラマなんかを見て、 いつもいろいろなタイプのものをとっかえひっかえ着るのがいいと 思っている人もいるようですが、 それに多くのエネルギーをとられて、 ほかのことがおろそかになったら、 それはやはりバランスが崩れていると思います。 だって、おしゃれだけが人生ではないですからね。 さて、8月4日(土)開催のファッションレッスン中級ですが、
ただいま残席1です。 そして、先日、某デパートのフェラガモで、 帽子と靴だけが新品で、あとは中古と古着を着ていたのに 「お客様、完璧ですね!」 と言われたかおりさんが当日サポートに入ってくれることが決定しました! かおりさんに質問してもOKですので、 お若い方もどうぞいらしてください。 ちなみに、次回は来年以降になります。 連日のように統計を見ているけれども、
日本の女性の正社員率とか、収入の中央値などというものは、 惨憺たるもので、 雑誌に繰り広げられる世界の人など、 少数派だということがすぐわかります。 (例えばアラフォーで300万ちょっと) これは30年間変わっていない。 それどころか、総合職と一般職で分けられるようになって以降のほうが 状況は悪化し、一般職についてしまうと自立できないレベルにとどまってしまう。 それなのにそんなこと忘れたり、無視したりして、 お金を使い続ければ、最後に困ってしまうのはやはり自分。 コンサルに決めてもらっていたとしても、 金の切れ目は縁の切れ目だし、 失敗しても責任はとってくれない。 (地方再生をコンサルに頼んだ自治体と同じこと) 日本の女性がファッションに対して年々関心が低くなっていくのは、 やはり余裕がないからだと思います。 90年代というのは、そういう意味で余裕があって、 未来が明るいと思えた時代でした。 そんな中でどうやっておしゃれをするか、 ファッションと付き合うか、 私は考えていて、それを提案しています。 なぜならおしゃれやファッションで多くの人が不幸になってしまっては困るから。 方法は提示している。 やるかどうかは、それぞれが決めてください。 本日、涼しい朝です。
このまま涼しくなるとありがたいのですが、 そうはいかないのでしょうか。 さてそろそろ7月も終わり。 私は被服費の予算を1年ずつたてて、 1月から12月にかけて使うという感じにしていますが、 今年は椅子が壊れたり、家の修繕なんかにお金がかかり(屋根とか!) 被服費用の予算は途中から縮小が決定です。 もう服はほとんど買えないかも?という感じです。 仕方がないので、メルカリに売った資金を使って、 この暑いのにセーターを1枚買いました。 この場合、売ったもので買ったので、物々交換みたいな感じになるのでしょうか。 今年の後半は、古着と中古、あとは誰かに借りるとかでいこうと思っています。 そんなものです、はい。 8月が近付いてくると、
秋冬物を考える時期です。 この暑い時期にウールにさわったりするからいいんです。 きのうミュウミュウのプレフォールを見たところ、 80年代テイストでした。 中でもアジア系のモデルが着ているルックは、 まるで『オリーブ』! 似たようなルックは、古着屋で調達可能だと思われます。 20代はチャレンジするといいと思いますよ。 そのほか最近よくクローズアップされているのがダイアナ妃。 若いころのダイアナ妃はかわいいですね。 ダイアナ妃ルック、はやるかどうかわかりませんけれども、 出てくることは間違いなし。 80年代ルックがなかなかかわいいと思える2018年の秋冬です。 ここ連日の猛暑で、
ブログの検索ワードが、 「ポリエステルの服は暑いか」とか、 「レーヨンは涼しいか」みたいなのばっかりになっています。 これからわかるのは、 多くの人がポリエステルやレーヨンの服を買っているということ。 きのうは、 「麻の服はどこで売っているのか?」なんていうのがあって、 きっとその人が行くショップには麻なんていうのはないのだろうなと推測します。 服は余っているのですけれども、 涼しい服はあまり売られていない様子です。 涼しいを売りにしているのは下着までかな。 猛暑、今始まったことじゃないから、 涼しい服作りはもっと進んでいてもよいのにと思いますが、 今みんな困っているということはやっていなかったということでしょうね。 そうそう、先日、アーロンチェアを買いに行って、 セレクトショップがずらっと並ぶ通りの前を歩きました。 みんなセールだったけど、全然お客さんがいなかったです。 残っているもの、 みんなが欲しいのに売っていないもの、 両方あるということですね。 私は、「おしゃれになれば幸せになれる」とか、
「運が上がる」とか、そういうことは言いたくありません。 なぜかというと、 じゃ、幸せとか運って、結局、お金で買えるんじゃん、 となるからです。 だって、おしゃれな服なんていうのは、 お金を出せばそろいますから。 ただ、それとは別に、 ワードローブの構築の仕方を学んで、それを実践できるようになると、 理想に近づく、ということは言えると思いますし、 実際にそうなっているクライアントさんたちが出てきています。 どういうことかというと、おしゃれになると同時に、 自分の理想の人生に着々と近付いているということ。 先週のあみもの部に集まったメンバーはファッションレッスンを受けた皆さんで、 そういえば、受ける前はひどかったよねーという話をしたのでした。 それが今ではショップで「ファッション関係の方ですか?」と聞かれるほどになるとは。 それだけじゃなくて、生活もすっかり変わってしまったねと。 もちろん理想のほうへ。 おしゃれに見えるためには、 誰かに服を全部選んでもらうという方法もあります。 だけれども、それでは、 この理想のビジョンを自分で実現するという能力は身につかない。 あとずっと何かに依存する人生になる。 もちろん、自分の夢も理想もないから、そんなのどうでもいいし、 ずっと誰かや何かに依存したいというのがお望みなら、 それはそれで構わないのですけれどもね。 今、ファッションレッスン中級の内容を詰めていて、 より一層、自分の理想のビジョンを実現する方法を強化していこうと考えているところです。 一石二鳥ですからね! |
AuthorNaoko Kobayashi Archives
September 2023
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