麻とヴェルヴェット
|
ファッションレッスン中級は、
『お金をかけずにシックなおしゃれ 21世紀のチープシック』前半部分にある ワークと、自分で自分のワードローブを選択するために必要な技法のためのレッスンです。 内容は、 ・自分のカルテについての解説とワーク ・自分の能力を発揮するための衣服、小物の選び方 ・流行サイクル ・「いい服とは何か」について です。 また、初級の進捗状況について、私がチェック、アドバイスします。 宿題として、 現在のワードローブを使ってコーディネートを作り、写真に撮ってご持参ください。 1点以上3点までお願いいたします。 (服、靴、バッグ、小物等を平置きしたもので結構です) 日時:2019年9月29日(日) 場所:神奈川県藤沢市、小田急江ノ島線長後駅付近 時間:13:30~16:30 定員:4名 対象:ファッションレッスン初級を受けた人、ファッションレッスン1,2を受けた人 参加費用:2万円(当日現金払い) 主催 小林 注意事項:主要交通機関が止まるような天候等の場合、中止にいたします。 お申し込みは fateshowthyforce@gmail.com まで、 メールのタイトル「9月中級」とし、 ・お名前(本名) をご記入の上、お申し込みください。 定員に達しましたら締め切ります。 ちょっと入用のものがあったので、
久々にお買い物へ出かけました。 そこで見た光景は、 本格的な不景気に入る前の人々の服装。 もう結構ぎりぎりだと思うけれども、 これ以上、悪くなるとどうなるのでしょう。 お金の使い方を変えなくてはいけませんね。 おしゃれを放棄するというのも1つの方法だと思います。 それは責めることができません。 まあ、私たちは今までどおり、 セール、中古、古着など、利用して、 メリハリをつけたおしゃれをする、 それがいいと思います。 セールも、もう売れないのでしょう。 セール品からもう1割、2割引くというところが多かったです。 不景気になるとお金の動きが悪くなりますから、 皆さんも賢くお金を使って、 適当、もしくはそこそこ、おしゃれしていきましょう。 WEBで連載していた「モードをリアルに着る!」
本日で連載終了です。 97本も書きました! お疲れさまでした!(←自分に言う) この2年で、モードやコレクションに関する日本の皆様の関心は落ちる一方。 ごくたまに行くハイブランドのお店も、見ている人はどんどん減ってきて、 特に服を見ている人はほとんどいないということが多くなりました。 おとといあたりか、「日本はもはや先進国ではなく後進国」という記事が ニューズウィークに出ましたが、 やはりコレクションというものは先進国の皆さんが着るものなのですよね。 街ゆく人の服装も、Tシャツにウエストゴムのスカートか、 いまだにダメージジーンズとか、 もう世界のトレンドやファッションとは関係のない人ばかり。 それが日本の現実なのですね。 これから不景気ってわかっているので、もっと関係なくなることでしょう。 そんなわけで、来週からはテーマがかわって、 また質問コーナーに戻りますので、 それはそれでよろしくお願いいたします。 先日、クライアントさんが古着屋で買ったというオールドセリーヌを着ていらっしゃいました。
とても上品で、かつ全く古びれた感じがしません。 セリーヌって、フィービー・ファイロがデザインをするまでは、 いいところのお嬢様や奥様方がお召しになるお洋服でした。 きのう、エディ・スリマンの新しいセリーヌの秋冬コレクションについて書きました。 この70年代のセリーヌの雰囲気って、今40代から50代ぐらいの方が子供のころ、 大人がしていたスタイルだったのではないかと思います。 そのせいなのでしょうか。 私、結構この感じ、好きなんですね。 自分はやったことないけど、なんかやりたい。 もちろん今のセリーヌなんて、全然買えませんけど、 この雰囲気、どこか取り入れたいなと思っています。 レーバンのサングラスみたいなのも、こうやって合わせるといいですね! 皆さんはいかがでしょうか? BBCで日本の技能実習生の実態についての報道があり、
その中で、「世界的服飾ブランドの服」を作っている現場も出てきます。 動画の中では、はっきりブランド(会社名)も出てきます。 決して安く売っているところではありません。日本でもトップクラスの高さです。 日本製で、しかも高く売っているところがこのありさまです。 動画をごらんいただければと思います。 www.bbc.com/japanese/video-49471735 90年代、このブランドと同じように東京コレクションに出ていたブランドで働いていたのでわかりますが、 会社側が「うちは知らない」なんてことは言い訳になりません。 コレクションに出て、これほどの値段をつけるブランドだったら、 取引先の工場さんまで出向いて、どんな現場か見ますよ。 特に作るのが難しいようなものを依頼するのなら、なおさらです。 しかも今のように、これだけ日本の技能実習生制度が批判されている中、 確認するのが当たり前。 それを怠っているのだから、威張れたものではありません。 今、世界じゅうのブランドは特に人権、環境、サステナビリティへの配慮を訴えています。 ボッテガヴェネタみたいに、全部、自社工場で作るところもあります。 日本がどれだけ世界に遅れているか、そしてアパレル業界が人権を無視しているか、 こうやって世界に知れ渡りました。 私たちも、日本製だから、高いから大丈夫と思わないほうがいいでしょう。 かえって、日本製のほうがとんでもない状況で作られているかもしれません。 逆に、例えば小さなブランドでインド生産しているようなところで、 ちゃんとインドの工場まで行って、現場をチェックしているところもあります。 そういうところで買いましょうね! 膝頭が隠れるため、脚がまっすぐ見えるので、
ニーハイブーツがいいよ、いいよと言い続けて3年ばかり。 それなのにあまり売ってないので、はいている人はほとんどおらず。 しかし今年の秋冬、セリーヌでとっても素敵なニーハイブーツが登場。 なんでも、ファスナーないし、細いので、 はく人は限られるそうなのですが、 セリーヌでなくとも、ニーハイブーツ、ほかで売りそうではないですか? 暖かいし、脚はまっすぐ見えるし、いいことづくめのニーハイブーツ。 ブーツ好きにはお勧めです。 ただし欠点もあります。はくのに時間がかかる。そして脱ぎにくい。 それでも平気という方はぜひどうぞ。 毎年、何かしらのはやりものがあるのですけれども、
今年はロング丈のワンピースが結構多かったみたいです。 見るからにポリエステルかレーヨンのもの。 あれは結構暑いと思うのですが、 逆に言えば、これからの季節まだまだいけます。 その場合、いつもだったらカーディガンを羽織るところを、 今年はワンピースの上にもう一枚、前開きのワンピースを組み合わせるのが 面白いんじゃないかと思います。 逆に、テイラードカラーのマニッシュなジャケットやライダースのような、 メンズライクのものは今年の気分じゃないですね。 フェミニン+フェミニンのほうが今年っぽいです。 きのう、美容院へ行って、美容師さんといろいろお話ししました。
それによると、 例えば、月1でカットに来ていた人が2か月に1度にかえるのように、 女性の美容院へ行く頻度が明らかに低下しているのだそうです。 これ、もっと深刻な不景気になったらどうなるのでしょうか。 たしかに、パーマをかけている年配の女性、ぐっと減りましたね。 昔はお母さんというものはみな、パーマをかけていたものですけれど。 セットに来る人なんで、ほとんどいないということでした。 セットがいらないヘアスタイルだものね、みなさん。 きのう80年代の音楽をyoutubeで見ていて、 カイリーミノーグから、WINKにまでいってしまったのですが、 皆、髪型が大きいです。 服がビッグシルエットなので、髪型もボリューミーになったんですね。 今年の秋冬は、ルイヴィトンなんかも、ボリューミーな髪型を提案していますが、 この感じだと、日本はそうならなそう。 あれはパーマかけないと無理ですからね。 年を取ると洋服が似合わなくと感じる人が多いようです。
ではどうするかというとき、 一部の元洋服好きの人たちは着物へいきます。 スタイリストの原由美子さんや大森伃佑子さん、 モデルの黒田知永子さんなんか、何かあるときはお着物です。 なんで着物なのかというと、 あのぱりっとして、直線的なラインが若くないからだには合うからです。 色合いも日本の風景になじみます。 もちろん着物を一式あつらえたら、 シャネルのスーツどころの価格ではありません。 100万でも安いぐらいでしょうか。 振袖のレンタルが20万円から30万円ということなので、 それぐらいはするでしょう。 よって、今、普通の人がそう簡単に新品の着物を着られるわけではありません。 お年寄りで着物が似合わないと感じる人は少ないです。 髪型によっては似合わない場合もあると思いますが、 おおむねお似合いです。 洋服はもう似合わないと感じたら、 着物というのもいいかもしれません。 中古だったら、お手頃値段でいろいろあります。 さて、今年の11月3日(日)も、例年どおり、
大田区の龍子記念館において、川端龍子絵画鑑賞会「東京ハーピー」を開催します。 きのうはその打ち合わせをしました。 場所を予約するので、もうそろそろしないとね。 今年はちょっと趣向を変えて、 「カンバセーションピースとしてのアート」みたいな感じで、 アートを見て会話しよう、みたいな感じのワークショップ形式でやります。 聞くところによると、美術館デートがうまくいかない方が多いとのこと。 そうなのですか? (ちなみに、私は本気で絵を見る派なので、デートに美術館は使いません) そんな皆様に、何か対象物を見て、それを話のとっかかりにして広げるにはどうしたらいいか、 私が軽くお話しして、その後、美術館で実際に絵を見てやってみよう、 みたいな感じでやる予定です。 これを習得すれば、美術館デートで気まずい思いをしなくてすむかも? ま、それはともかくとして、11月3日(日)午後、開催いたしますので、 参加したい方は、11月3日の午後、あけておいてくださいませ! 最近、徐々に盛り上がりつつある川端龍子、みんなで鑑賞しましょう! 1か月前から募集開始しますので、よろしく。 |
AuthorNaoko Kobayashi Archives
September 2023
|