麻とヴェルヴェット
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きのう近所のスーパーのジレで、ふと気づいたら、
前に背向かいで立っている男子二人、 黒い四角いバックパック、 黒い細めのコットンのパンツ、 ネイビーのダウンジャケットで、 髪型も似てるし、 顔こそ違うけど、そっくりでした。 あれ、後ろから見たら、区別がつきません。 いいのだろうか、と思いましたが、 こういう人はきっと、仕事に行くときもみんなと似たような格好でも平気なタイプ なんでしょう。 まあ、葛藤もなさそうで、本人はそれでいいのだろうね、 と思いました。 あんな似た格好ばかりの人だと、 服をデザインする意義がわからなくなりますね。 オートクチュールって、
さすがに関係ないと思って、普通はあまりまじめに見ないのですが、 今年はどれもイメージビデオみたいな感じで、時間が短いので、 いろいろ見ました。 見ればそれなりに面白くて、 参考になる部分もたくさんあります。 今回話題なのはキム・ジョーンズがクリエイティブディレクターに就任したフェンディ。 ランウェイに登場したモデル。 なんだか知ってる気がするけど、よくわからないな、この人と思って、 あとで調べたら、デミ・ムーアでした。 そのほか、ケイト・モス、ナオミ・キャンベル、 クリスティ・ターリントンとか、往年のスーパーモデルも出演。 豪華なショーでした。 オートクチュールって、そりゃあ安くはないですが、 ドレス300万円というと、高価な着物と変わらないので、 買う人もいると思います。 昔、大屋政子さんという大金持ちのおばあちゃまが、 よくテレビに出ていましたが、 あの方はオートクチュールをお召しになっていたのではないかしら? ウェディングドレスだったら、着物一式より安いかもしれませんね。 さて、2月に入ったら、次はウィメンズが始まります。 ワークマンが東京ガールズコレクションに参加するというニュースがきのうありました。
また、最近売れているものということで、 ニューバランスが作ったメンズのセットアップが通勤用として人気とのことでした。 単なるカジュアルというよりも、 機能性があり、実用的というものがこれからますます好まれるでしょう。 特に日常着はそれでいい、ということになるのではないでしょうか。 メンズは特にスポーツウエア、アウトドアウエア、そしてワークウエアを普段着にして、 あとはどこかへ出かけるとき用みたいにすれば、 頻繁に買い替える必要もなくなり、毎日の雨風雪、暑さ寒さに対応できるでしょう。 ノースフェイスとか、最初買うときはちょっと高いけど、 長い目で見たら、そのほうがお得です。 ファストファッションよりずっと格好いいですしね。 当初人気がなかったセーター修理動画、
ここへきて、人気が出始めたので、セーター修理第二弾ということで、 脇の下や袖口の縫い目がほつれた場合、 ストッキングから糸を取り出して、その糸を使って修理する方法です。 ワンタッチ針という針を使って、糸を針に通すと簡単です。 昔はこんな針、なかったです。 知らない間にいろいろな手芸道具が開発されています。 穴があいたままの方、ぜひどうぞ。 見て直してくださいね! ディオールの2021SSオートクチュールコレクションの「タロットの城」 タロットの大アルカナカードをリアライゼーションしていて、 大変面白かったです。 中でも、吊るされた男、悪魔、死神がちゃんと出てくるのがすごい。 悪魔は、山羊の角で表現されています。 ちなみに参照されているタロットはヴェネツィアで作られたヴィスコンティ版。世界最古のタロットと呼ばれているもの。 ちょっと長めですが、ぜひどうぞ。 アメリカの大統領就任式に平服で参加した
バーニー・サンダースのミトンが話題になっています。 あれはリサイクルのセーターを編んで作ったもので、裏打ちはリサイクルのペットボトルから作られたもの。バーモンド州の先生からプレゼントされたものだそうです。 まさに持続可能性なミトン。 これがとても話題になるところが今の時代の気分。 これからはどんどんこういったリサイクル、リメイクが話題になるでしょう。 皆さんもリサイクル、リメイクを! 湘南エリア、雪になるほど寒くならなかったので、今、雨が降っています。
久々の雨なので、ひどい乾燥が少し緩和されました。 最近、寝る前にマルチユースのバームを使っています。 シアバターとかミツロウでできているので、 最初はべたべたしていますが、 朝起きるとしっとりしています。 このマルチバーム、髪の毛のワックスとしても使えます。 そこで思ったのですが、 昔、髪の毛をまとめるときはムースでしたよね。 クリームみたいなのが出てくるやつ。 それがいつごろからか、ワックスに変わりました。 髪型の流行が変わったから、ムースからワックスに変わったのでしょうか? ゆるふわの髪型が流行ったからなのか。 ゆるふわは束感で、 ムースはもっと線が強調されていましたね。 流行によって、いろいろ変わるということですね。 本日、東京は雪になるそうですが、
湘南エリアは曇り空みたいです。 ことしの冬、霜が降りたのが数回なので、 農家さんに聞いたところ、 乾燥して土に水分がないから、寒くても霜にならないんだそうです。 土に水分がないということは、空気もかなり乾燥しているということ。 マスクをしていると気づきにくいけれども、 今年は皮膚もかなり乾燥しているでしょう。 また乾燥しているので静電気も発生しやすいです。 化学繊維が多いと、より静電気が発生します。 帯電列というものがあって、人の肌はプラスですが、 化学繊維はマイナスです。ですから静電気が発生します。 化学繊維で作られたあったか下着が多いですが、 静電気を避けるためにはウールやコットン、シルクのほうがいいです。 化学繊維で作られたあったか下着。 着ているとなんとなく疲れるので、私は着ません。 たぶんこの静電気のせいで疲れるのだと思います。 きのう、ある大手ファッション系通販会社を退職した方のブログを読みました。
その方は、30年勤めた会社を辞めて、エステティシャンになるそうです。 理由はというと、 その会社のカタログ読者にアンケートをとったら 服よりも顔を重視という答えが最近出たから、 退職したら服より顔だ、ということでした。 私はYouTubeの動画の盛況ぶりを見て、 服より顔のほうが人気があるな、と思っていたのですが、 アンケートでも出ているとは。 もちろん服を着なくなるということはありませんが、 服に対する考え方が変わるということ、 あと何にお金をかけるかも変わるということでしょう。 ただ、顔だけれども、髪型ではないんですよね。 そこは謎です。 |
AuthorNaoko Kobayashi Archives
May 2023
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