麻とヴェルヴェット
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ギャップというのはどうやら老けて見えるようです。
ときたま、後ろから見たら20代と変わらぬ髪型と服装なのに、 前から見ると、どう見ても40代後半だよ、みたいな人がいますね。 あれは、その年齢にふさわしい服を着ているほうが老けて見えないと思います。 若作りというその行為が人を老けて見せるのですね。 同様に、高く見せたいという行為が、逆に安く見えるんだと思います。 安っぽいという感じでしょうか。 「高見せ」という、妙な言葉が雑誌の表紙に よく書いてありますが、 そんなの、喜んでいる場合じゃないと思いますよ。 だって、高く見せているということは、 そういう偽装をしたいという、その人の気持ちがあらわれてしまっている、 ということですからね。 ニューズウィークに出ていたんですけれども、
世界中で古着が過剰になっていて、 最終的にどうにもならないファストファッションのほぼごみの古着が、 アフリカの各地で放置され、山になっているとのことです。 ときめかないものは捨てていい、 そう聞いた人たちがとにかく捨ててしまったため、 という分析がしてありました。 ファストファッションは古着として価値がありません。 古着として流通するのはクオリティの高いものだけです。 ミレニアル世代は環境への意識が高いので、 もうそういうことはしないと思いますが、 もっと年齢が高い世代はサステナビリティとか考えていない人がまだまだたくさんいます。 二、三回着て捨てるのは、本当にやめてほしいです。 noteに書いている「シェアハウスノススメ」の前半部分を、
マガジンとしてnote内で販売始めました。400円です。 こちら。 内容は、シェアハウスをする中で、実家の片付け問題、 食べ物やダイエットのこと、 そしてチープシックを実践しておしゃれになっていく過程、 本ってこうやって依頼されて作るんだよ、等ということになっています。 ほかにはない内容で、面白いと思います。 よろしくお願いいたします。 ほんと、笑っちゃうほどにおしゃれブログのアクセス数が減っています。
この10日間ぐらい顕著です。 すごいね。 無料のブログさえ読まないなんて! これじゃ、雑誌は買わないですね。 さて、これを読んでいる皆さんは何に興味があるのでしょうか? ファッションだけということはないでしょう。 仕事もかな。 さて、仕事関連でお勧めを。 まず、お子様の学校では、高専がお勧めです。 理系の高等専門学校で、中学出てから入り、合計5年間、勉強します。 就職率はいいし、行きたければ大学へ編入できます。 私の姪が行っていて、今4年生です。 最初の3年間は寮生活が基本です。寮、いろいろな意味で最高です。 ただし、ごはんはまずいんですって。 次。 子供じゃないのよ、自分が問題なのよという場合。 実は、私の同居人のカオリさん、現在、ポリテクと呼ばれている職業訓練校へ行っています。 これもとってもいいです。 失業手当をもらいながら勉強できます。その他、交通費も出ます。 会社で全然、教育というものを受けさせてもらえなかった方にお勧めです。 お金をもらえて勉強できるなんて、日本の場合、ほかにはないでしょう。 見ていると、かなりみっちりやっているのがわかります。 専門学校ではないので、余計な授業がなく、専門で1年でやる分を半年でやる勢いです。 単なる事務や入力じゃなくて、専門職につきたい方、 いろいろな科があるので、検討してみるといいでしょう。 そんなわけで、ファッション終わったなという感じなので、 これからは違うことも書いていきます。 先日、ファンレターなるものを初めていただきました。
そこには、本を読んでワードローブを構築するのに「2年はかかった」と書いてありました。 私の本は、やり方について書いてあるので、 すぐには結果は出ません。 技術を習得するには時間がかかります。 だけれども、その技術を一度身に着けてしまえば、 それは一生使えますし、応用もききます。 最初の本が出て2年が過ぎ、 そろそろ形になってきた方も多いのではないでしょうか。 それでも自分は年を取り、年月は進みますから、 ワードローブの完成ということはありません。 でも、わかってしまえば、あとはそんなに難しくないでしょう? 問題になってくるのは体型の維持とか、予算の問題ではないでしょうか。 ある程度できるようになったら、 自分らしさを強化してくださいね。 あと一つお知らせです。 明日から、7月28日のファッションレッスン初級の募集を開始いたします。 また、ファッションレッスンの後にオプションとして婚活ファッション講座をやります。 その中で、結婚相手になり得るかどうかを見分ける技法も紹介します。 山ちゃんと蒼井さんもチェックしてみると、ちゃんと出ていましたね! やっぱりあれがあると、早いです! 先日の「2000万円」発言から、顕著におしゃれブログのアクセス数が減っています。
節約=おしゃれはやめた、ということなんだろうなと思います。 実際は節約してもおしゃれは可能ですし、 そういうことを私はいつも説明しています。 なんでこうなってしまったのだろうかと考えてみると、 一般の人が思うおしゃれが今のような、 高いバッグを1個持てばいいのよとか、 誰かのお勧めをそのまま買えばいいのよと考えだした、 その反動ではないかと思います。 なぜなら、おしゃれとは、そのあるものを持たなければできないと 考える人がふえてしまったからです。 実際はそんなのは全然関係なくて、 逆に誰かがおしゃれだからマストハブとか言って、 それを着てもなんでもないことはたくさんあるのですけれど。 90年代はまだそんなではありませんでした。 雑誌も工夫にあふれていたし、みな横並びで同じということもなかったし。 2000年以降の傾向でしょうか。 でもこうなると、世の中は、 お金をかけていないのにおしゃれに見える人と、 おしゃれはやめた人の二つに分かれるでしょう。 もちろん、どちらでもいいわけです。 たぶん、お金をかけていないのにおしゃれに見える人のほうが少数派だと思いますよ。 なんでかって? だって、そちらはお金はかけないけれども、頭は使わないといけないからです。 古着で問題なのは、
以前の所有者がどんな思いでそれを着ていたのか、 わからないということだと思います。 ハッピーな人が着ていたのならいいのだけれども、 そうでない人が着ていたものだったらどうなのか、 ということ。 それでも、あまり着ていないようなものはいいと思うんです。 1度だけ着ましたとか、試着だけとか。 でも、大事にされていなかったようなものはなんとなく着る気が起きません。 判断の仕方は特にないです。 直観に頼るしかありません。 なんか変だな、違うなと思ったらやめる。 それしかないでしょう。 もちろん新品のものでも、 ファストファッションなんかに見られる、 独特のすさんだ感じのもの。 あれもね、やめたほうが無難だと思います。 怨念とか、憎しみを込めて作られたものは持たないに限ります。 きのうはファッションレッスン上級でした。
参加してくださった皆さん、どうもありがとうございました! 引き続き頑張ってください。 上級ではその人らしさの取り入れ方についてやります。 その中で私が考えたオリジナルの実習があるのですけれども、 これをやると、みなそれぞれ自分らしさが違うということがよーくわかります。 同じということなんてありません。 しかも面白いことに、意外なものが多い。 個々人が同じということはないのに、 誰かの真似ばっかりしているとどうなるか。 それはその人らしさを抑圧しますから、 無意識が、またの言い方では、その人の魂が、 その人に逆襲しますよ! で、この夏至から月食にかけて、逆襲にあっている人が多いのではないかと思いますが、 いかが? その反撃は、他人からではなく、 その人自身が抑圧したものからです。 そういうわけで、好きなものは我慢しないほうがいいです。 ハッピーな人生のためにも。 誰かがこれがおしゃれだと言った服を着るとハッピーになるのではなく、 魂が望む服を着るとハッピーになります。 忘れないように。 本日、ファッションレッスン上級を開催します。
私は学生時代、ずっと演劇部だということもあって、 服のための服ではなくて、役のための服、衣装に興味があります。 もっと言えば、そのキャラクターが引き立ち、 人を魅了するための衣装に興味があります。 だから、デザイナーの自己表現として服を作る人の服は好きじゃありません。 それはその人の自分のための服だから。 それで、ファッションレッスン上級は、 その人を引き付けるとは何かということ、 その手法について教えています。 で、これこそが私のファッションレッスンの特徴です。 人を引き付けるにはどうしたらいいか、 それを自分のワードローブに落とし込むにはどうしたらいいかわかってしまうと、 人気のバッグの色とか、マストハブとか、今はやりのとか、 そういうことからすっと離れられます。 なんでかというと、 最終的に多くの人は人を引き付けたい、魅力的に思われたいと思っているからです。 人気のバッグの色もマストハブも、 持っていさえすれば人を引き付けるなんてわけないでしょう。 でも、そこを勘違いしてしまったんですよね。 そんな感じで本日はファッションレッスン上級なので、 参加者の皆さん、よろしく。 夏至です!「真夏の夜の夢」ですね!
さて、好きなものを選択しないとどうなるか。 無意識が逆襲しますよ! どんな逆襲か、いろいろなんですけれども、 ひとつは疾患。 無意識の抑圧は各種病気を生み出します。 それは精神疾患ばかりではありません。 次に事故やもめごと。 事故を起こすこともありますし、 対人関係でもめるのもよくあります。 あとなぜか他人がきつく当たってきたりとか。 円滑にはなりません。 顕在意識より無意識のほうが力が強いです。 嫌いな服を着ていたら、失敗とか、 無意識がやってのけますので、 おしゃれに見える基本がわかったら、 できるだけ好きなものを着てください。 成功のカギはそこにあります。 |
AuthorNaoko Kobayashi Archives
September 2023
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