麻とヴェルヴェット
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グッチをはじめとして、ディオールなど、
ロゴ入りのTシャツが売られていますよね。 当初は5万円ぐらいだったと思うのですが、 きのうディオールの秋冬コットンリネンTシャツを見たら、 8万円でした。 どう考えても、Tシャツの原価と工賃はこの1割以下でしょう。 じゃあなんなのこれって言ったら、 ブランドを存続させるための「売れる商品」なわけです。 ほかのものがたくさん売れるということはないから、 こういうTシャツと、あとはたぶんスニーカーで利益をとるわけです。 需要があるから。 そういう私もnoteに「モテ」関連の記事を書くと、 個別に売れるんです。 需要があるから。 ハイブランドのTシャツほど高くはないですけど、 なんだかね、と思いますが、 知りたい人は多いんでしょう。 これからどうするのがいいのか、考え中です。 毎年100万トン、33億着の服が廃棄されるそうです。
33億だから、一人当たり30枚、毎年捨てる計算でしょうか。 8月9日より国連で「ファッションチャレンジ」というキャンペーンが始まっていて、 そこに書いてありました。 もちろんこのキャンペーンは捨てる枚数を減らそうというもの。 「消費者レベルでも15年前と比べて一人当たり平均6割多くの衣類を購入しているものの、平均的な着用期間は半分となっています。」 ということだそうです。 そんなに短くなっているんですね。 15年前というと、2004年。 ファストファッションが広がり始めたころ。 着用期間が短くなったのは、ファストファッションの広がりと関連しています。 最近、プラダやグッチなど、サステナビリティに関する活動をいろいろしています。 もちろんステラ・マッカートニーも。 1枚を大事に着て、捨てる枚数を減らしましょう。 そして、途中で要らなくなっても、誰かがほしいと思えるようなものを買いましょう。 近所へお買い物へ行くときの日よけ対策として、
ネイビーの麻、長袖シャツと、白い化学繊維のトラックジャケット、 2種類を用意しています。 ここのところ、ずっとネイビーを着ていたのですが、 きのうは夕方だし、もうそんなに暑くないかと思って、 化学繊維のほうで買い物へ行ったら、めちゃめちゃ暑いではないですか。 長袖だったとしても、麻のシャツのほうが涼しいです。 で、なぜネイビーかというと、 白は透けるので、結構日焼けしてしまうからです。 私は夏出かけるときは長袖を上に1枚いつも着ますが、 白っぽいものが多かったので、今、二の腕のところにそばかすみたいなものが出ています。 日よけ対策は、自然素材でダークな色が私はいいです。特に暑いときはね。 最近、眼科で積極的にサングラスをお勧めしているからでしょうか。
サングラスをしているお年寄りがふえました。 うちのご近所にも結構いらっしゃいます。 最近、いいな、これは真似したいなと思っているのが、 ディオールの秋冬のバケットハット、サングラス、ピアスのルック。 全部そろえてくると格好いい。 日本では、帽子、サングラス、マスクだと過激派なんで、 気を付けなければいけませんが、 マスクはしないで目立つピアスならよし。 サングラス、買わなきゃです。 インスタを見ていると、
たくさんメイクの新商品の広告が上がってくるのですが、 今年の秋、リップの色がやけに濃くなっていませんか? ボルドーとか、ブラウン系の赤。 ディオールはこれにプラスして、すごく濃いアイメイク。 なんかメイクが80年代から90年代の雰囲気です。 あのころのMVを見ると、女性のメイクが本当に濃い。 ただ、この濃いメイク、それほどはやるとも思えないんだけれども、 どうでしょうか。 カジュアルな服に濃いメイクって、合わないからね。 進化心理学の本を読みました。
相変わらず面白い。 ただ、たくさん著者がいるので、誰のを読めばいいかわからないのが悩みの種。 そこで今回の本、男性のアーチストや作家、研究者は結婚すると落ち着いて、 いい作品や、研究ができなくなる傾向にあるということが書いてありました。 なぜなら、すべての頑張る動機は子孫繁栄のためなので、 その達成がある程度見込まれる結婚をした途端、やる気がなくなるとのこと。 ということならば、男性の既婚者はおしゃれしなくなる傾向ということですよね、きっと。 だって、モテるためにおしゃれするわけだから、それが達成したらいらない。 だけれども、配偶者に魅力がなくなると、 ほかのところで生殖活動をするそうなので、 そこでおしゃれは再開するのかもしれません。 ということは、夫がおしゃれになったら、なんかあるってことかしら? そうかもしれないです。 お盆をすぎるころから、秋物のことを考えましょう。
小物なんかはもうちょっとずつ秋物にシフトしてもいいです。 例えば、麻のストールをシルクウールにするとか、 あと、麦わら帽子を布帛のハットにするとか。 秋物も帽子がお勧めなんだけど、 ほんと、帽子かぶってない。 ダークな色合いの帽子をかぶるだけで、 少しだけ秋を感じられます。 形は引き続きバケットハット。 ディオールのコレクションで出てた、 サイドクラウン、つまり帽子の側面が少し高いものなんかはかぶりやすいと思います。 かぶってみて、なんかいまいちと感じるのって、 大体、帽子の深さがないものなので、 ベレー帽じゃなかったら、少し深さがあると感じるもののほうが 女性はいいと思います。 「おくれてる」とか「マストハブ」なんて言葉は、
簡単に言えば、脅迫する言葉で、 なんのために使うかといえば、買わせるため。 多くの人が勘違いしたのが、そうすればおしゃれに見えると思ったこと。 でも実際は違います。 たくさん持っていて、新しいものを毎年買って、 でもおしゃれに見えない人はたくさんいます。 問題はそこじゃない。 というのも、私、今年は新しい服を4枚(そのうち1枚は部屋着)しか買ってないんだけれども、 それでも誰も気づきません。 そんなものです。 「おしゃれに見せる」が目的なら、 その問題について考えて対処しましょう。 そしてそれに必要なのは、たくさん持つことでも、 いつも新しいものを買うことでもありません。 ではどうすればいいかは、本にちゃんと書いたのでお読みいただければと思います。 例えば今の現状が一番いいと考えるしますよね。
だから、これ以上はないから、なりたい自分もないと。 OK、いいでしょう。 だけれども、人は年をとっていきますから、 肉体は老化します。 今の自分がいいのなら、それをキープしなければいけません。 つまり、今がいいから何もしなくていい、とはならない。 45歳の今がいいなら、46歳になったときに45歳を、 48歳になったときにも45歳をキープしなければいけません。 そうしたら、今と同じではだめで、何かしら行動が必要になります。 運動なのか、ダイエットなのか、それはそれぞれ違いますけれども。 まあ、もし、老化してもいいと言うなら、 それは仕方ないかな。 確かに何もしなくていいですね。 でも、そうだとしたら、「今より老化しても構わない」がいいということになりますね。 未来にこうなりたい自分はない、老化は受け入れる、 という人もいないとは言いません。 今の状態をキープしなくてもいいし、よくなりたいと思わない人も、いなくもないよね。 それはまあ、悟ってるってことだね。 最近、数名の方から、私の同居人であるカオリさんみたいに、
「グッチの店舗で試着して、お茶までいただいて帰ってくる、 みたいなことをしたい!どうやってるの?」 というご質問をいただきました。 私のファッションレッスンを受けるか、または本2冊読んで、 実践すればできますよ。 ワードローブ構築の仕方について、具体例として書いたのが、 noteに書いている「シェアハウスノススメ」です。 これにはカオリさんのワードローブ、どうやって買っていったかが書かれているので、 よくわかると思います。 (ただいま、マガジンとしてnote内で前半部分を400円で販売中です。こちら) これができたら行動範囲は広がりますよね。 どこへ行っても、恥ずかしくないと思います! |
AuthorNaoko Kobayashi Archives
September 2023
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