麻とヴェルヴェット
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ポリウレタンについて検索していたら、
ポリウレタンのせいで古着屋が減ってしまった、という記事がありました。 メルカリは素人が売っているので、 平気でポリウレタンが劣化したものも売っていますが、 古着屋さんはそれではだめ。 古着屋に80年代から90年代のものが多いのは、 ポリウレタンが使われていなかったからまだ着られるということなんでしょう。 2000年以降はいきなりふえてくるので、 古着とならないものばかりになりそうです。 2010年以降はもっと悲惨。 供給量はふえたけれども、古着になり得る衣類は減ってるかもしれません。 ハードオフみたいな中古を売るところは、 ポリウレタンについては気を付けていないみたいなので、 買うときはチェックしてみてください。 新品未使用でも、製造年月日から3年以上たっていそうだったら、 やめたほうがいいです。 ポリウレタンというか、ウレタンコーティング、
意外なところにも使われています。 きのう、タンスの整理をしていて、 何か手にべたっとしたものが当たるので、 点検してみたら、ボタンでした。 スナップボタンの表面が解け始めてきていました。 これを買ったのは5年ぐらい前。 冬物なので頻繁に洗濯しないものです。 意外なところでやられました。 私はなんでも長もちさせる性格なので、 ポリウレタンが入っていないものを探しているんですけれども、 本当にいろいろなものに入っています。 ちなみに、劣化の早いポリウレタンを使いたくなかったらどうするか、 方法はいろいろあります。 デュポンのライクラもそうですし、帝人のソロテックスというのもそう。 ほかにも代替素材はあります。 意識が高いところはこれらを使っています。 下着みたいに洗濯回数の多い消耗品なら仕方ないと思うけれども、 長もちさせたいもののポリウレタン、本当に困ります。 外出をあまりしないようにしていると、
通販を多く利用するようになりますね。 また、メルカリで買うにしても、 試着はできません。 一番いいのは自分がいつも買うブランドのものから選ぶことなんですが、 そうでない場合、失敗が少ないのはカットソーを含むニット製品かなと思います。 理由は伸縮性があるため、サイズの失敗が少ないから(ないわけではない)。 逆に最も難しいのはパンツ。 パンツって、パターンがとても難しいのですよ。 しかもパターンのよしあしではいたときの見え方が全然違う。 あと、そのブランドによって、細い人向き、太目の人向きなど、 パターンにかなり特徴があります。 サイズが同じなら、みんな似たようなサイズ感だと思ったら大間違い。 けれどもこれもはいてみないことにはわからないので、 通販では難しいのです。 そのせいでしょうけれども、パンツはたくさん出ていますね。 通販を利用するときはお気をつけください。 セールサイトの夥しい量のセール品を見てわかったのですけれども、
平置きだけで、着用画像がないアイテムは、 さすがに選べない、ということです。 例外は、いつも買っているブランドということだけ。 セール専門サイト、 昔は一点一点、着用画像があったのです。 けれども最近は量が多すぎて追いつかないと見えて、 モデルが着ている画像がない。 ものによってはサイズだけで、 着丈の記載もない。 これではいくらなんでも買えません。 きのうもちょっと見たのですが、 9割引きのものもたくさんある。 さすがにこれでは原価割れです。 そしてこの売れ残りが最後どうなるのかは、謎です。 洋服のお買い物の失敗を防ぐためにできる、とりあえずの6つのことについて、
動画を作りました。 まあ、もう皆さまご存知のことと思いますが、 ご覧くださいませ! そして引き続き高評価ボタンのクリックのほど、 よろしくお願いいたします! きのう動画を作るためにセールのサイトをいろいろ見てみました。
服は、余っているだけではなく、売れていません。 今期の春夏もの、ものすごい値引き率です。 これを知ったら、一部の人しか定価で買わないでしょう。 7割引きぐらいは当たり前です。 covid-19のせいもあるけれど、それだけじゃないと思います。 買う人に対して服が多すぎです。 私はアパレル会社にいたことがあるので、 在庫が置いてある倉庫も知っています。 90年代でも結構あって、こわーーって思いました。 今はきっとあれの倍ぐらいはある。 あああ、怖すぎ。 無理です。 では流行はどこから始まるか。
それはやっぱり若者から。 なぜ若者からかというと、 まず彼らは過去が少ないので、 ワードローブのほとんどが新しいもので構成されているということ。 また、自分のワードローブについて考え始めたばかりなので、 就職するまでは好き勝手に選べること、 などが原因でしょう。 その中でも、先鋭的な子たちがもっとも新しいものを取り入れます。 また過去の流行を知らないから、 それが新鮮に見えるというのもありますね。 2000年代生まれの子は、80年代とか90年代とか知らないわけで、 それが新しく感じられる。 新しいものだらけなんで、世界は新鮮に見えるのでしょう。 年をとると、もうそうはならないですね。 そういう点も、若者のほうが早いということでしょう。 吉永小百合さん、JRの駅にいくと
ポスターが張ってあります。 お着物のイメージでしたが、 旅行のキャンペーンなので、カジュアルな服装のことも多く、 次はどんな格好になるか、毎回、楽しみにしていました。 先日見た小百合様は、パーカーにサイドラインが入ったトラックパンツ姿。 トレッキングにしては軽装なんですが、 とにかくパーカーにトラックパンツです。 小百合様、御いくつか調べたら、76歳。 ふむ、これはまさに・・・ 私が言うところの、お年寄りまで流行がいきわたったら、 その流行は終わり。 トラックパンツ、終わりかもしれません・・・ 80年代の終わり、アズディン・アライアが出てきてボディコンシャスという
身体にぴったりフィットする衣服が登場しました。 日本でもボディコンといわれて、アライアとはだいぶ違いましたけれども、 はやりましたね。 さて、今、部分的なボディコンシャスがファッションの世界には登場してきています。 ただこの流れ、日本にはさっぱりきていません。 日本はどちらかというと、ボディ目立たない、みたいな感じです。 これからどうなっていくのか、私も予測できませんが、 ちょっとボディコンシャスの要素を取り入れると、 はっとして見えることは確かです。 9月には来年の春夏コレクションがあるので、 そのときはもっとはっきりこの傾向が出てくると思います。 どう変化していくのか楽しみです。 朝晩はすっかり涼しくなりました。
去年、おととしに比べても、 今年の夏はそれほど暑くなかったと思います。 それなのに・・・ さて、もうメイクも服も秋色満載のヴィジュアルが雑誌に出ています。 実際はまだ着なくても、秋のことを考える時期。 そしてそろそろ夏物に飽きてきた時期。 ただし、お出かけできない時間はまだまだ続きますね。 まだ第六波があるって言うしね。 最近はこうやってあれこれ考えているだけで、 アウトフィットはあまり変わっていません。 今年の秋冬もそうなりそうです。 仕方ないですけれどもね。 |
AuthorNaoko Kobayashi Archives
May 2023
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