麻とヴェルヴェット
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きのう、美容院へ行ってきました。
最近、日本の雑誌を見るのはもっぱら美容院です。 見た雑誌にビッグシルエットのセーター、特にアラン模様やフェアアイルのものが載っていたのですが、よく見ると、メンズのSサイズ着用、みたいな記載があるんですね。 ウィメンズにはそれほど大きなシルエットのものがたくさん売られていないので、 メンズを使っているようです。 ビッグシルエットのセーター、種類も豊富でクオリティの高いのは、 ヨーロッパの古着です。 今年はまだ見ていませんが、私が買った2年前、 メンズのアランニット、ものすごく充実していました。 しかもその多くがイングランドやスコットランド製。本物です。 古着にしては少々高めですが、新品よりははるかに安いです。 私は古着屋さんで買った、フェアアイルのセーターを着て、今年で3年目です。 古着でしたが、新品のようでした。 ビッグシルエットのセーターが欲しい人、ヨーロッパの古着を扱っているところへ行ってみてください。 メンズのチェックを忘れずに。 今朝の湘南エリア、かなり寒いです。
明日で10月が終わりますが、 10月に何を着たらいいか、 これから課題ですね。 暑い日、寒い日、大雨の日、これが1か月のあいだにすべてあるので、 季節感もよくわからないし、 機能性も重要だし、考えることはいろいろです。 けれども、基本は重ね着になるでしょう。 暑い日と寒い日、両方あるのですから、重ねるしかありません。 10月末まで夏と同じ気温だったので、 秋冬の雰囲気を持つ夏物がたくさんあるといいでしょうね。 私がよく書いている、気温は夏なんだけれども、光は秋です。 夏後半を8,9,10月と考えて、この後半部分のアイテムを強化ですね。 人間なので、飽きてしまうというのはある程度は仕方ないと思います。
服に関しては、飽きるという人も多いでしょう。 さすがに1週間に何回も着ていると、飽きてしまうのは、私にもあります。 そんなときどうするか。 私の場合、例えばセーターだったら、1年全く着ないで置いておいて、 その次の年にまた着たりします。 1年着ないでいると、また新鮮さが戻るので、また着たいと思えるようになります。 そんな感じで、今年は去年着なかったローゲージのカーディガンを着ています。 ずっと着ている、ずっと一緒だとたしかに飽きます。 離れている時間が服にも大事なのかなと思います。 今年の10月は最後まで、
暑いの、寒いの、どっちなの?という天気が続きました。 台風も大雨も多かったし、 一体何を着ればいいのか、 私も今、考え中。 ただ、最近ちょっと気にいっているのは、 キャミソールの上にウールのカーディガンという格好。 真夏に着ていたようなキャミソールに、 秋冬用のウールのカーディガンを羽織ります。 ものすごく暑くなったら、このカーディガンを脱ぎます。 この格好は女しかできません。 コレクションなんかだと、 キャミソールやスリップドレスにジャケットだけれども、 日本だと、そういう格好で行けるところは少ないので、 キャミソールにカーディガンぐらいがちょうどいいかなと思います。 来年に備えて、外着として着られるキャミソールを探しておくといいかもしれません。 結構着られます。 先日、ツイッターで、内田先生が、
男はいい年をしたらきれいな格好をしているぐらいで普通で、 普通の格好をしたら汚く見えるから気を付けてるんです、 みたいなことを書いていて、 そのとおりなんだよな、と思いました。 ではそのいい年というのはどのぐらいかというと、 それはもう本当に人それぞれで、 若々しく見える人はそれこそ50歳なんかでもいいと思うんですけれども、 怠惰な生活をしていて、身体のラインがでれっとしている場合は、 もっと下でしょう。 これは女性もそうなんですけれども、 ある程度、年齢がいくと、おしゃれかどうかよりも、 小ぎれいにしているかしていないのかのほうが大事だと思います。 小ぎれいというのは、ではどういうことかというと、 ぱりっとしていること、清潔なことですね。 ぱりっとしているためには、横じわはないほうがいい。 横じわというのは、だれっと見えるものですゆえ。 このたびの大雨の被害に遭われた皆さまに御見舞い申し上げます。
もうこの前の台風で大丈夫だと思ったのに、 10月は雨の災害の油断がならない月になってしまいましたね。 私もこの10月はスポーツウエアとアウとドアウエアのパンツを交互にはいていました。 濡れても乾きが早いので、雨が多い季節は便利です。 家にいるときや、近所へのお買い物はこれで事足ります。 あとは、乾きが早いスニーカーなんかもいいかもしれません。 長靴は重くて、動きにくいので、 ちょっと雨に濡れてもすぐ乾くみたいなものか、 ゴアテックスを使っているものか、 そんなスニーカーが、こう台風や大雨が多いと必要ですね。 アウトドアのアクティビティはしないけれども、 ひとそろえもっておくというのが、 これから日本に住む人には必要かもしれません。 11月24日(日)にファッションレッスンの初級とオプション講座として、
婚活恋活講座を開催します。 この講座、なぜか2~3人ぐらい、既婚者の方が参加していらっしゃいます。 だれでも参加OKです。 というのも、私、この数年、婚活よりも、 離婚しそうなんだけど・・・というご相談のほうを多く受けてきたので、 こういうことやっていると離婚しそうになる、というのがよくわかってきたのですよね。 ですから、この婚活講座はパートナーシップを長く続けるために必要な内容となっています。 世の中には、離婚こそしていないけれども、 家庭内では口もきかないみたいなご夫婦がたくさんいらっしゃいます。 しゃべるのは要件だけ、仲もよくない、それでも婚姻関係を続ける、 そういう選択もあるとは思いますが、 そうなりたくない方も多いと思います。 そんな方にも、講座を受けていただければなと思います。 席に空きができそうな場合、 ファッションレッスン初級を受けた方を対象に 講座だけのお申込みも開始いたしますので、そのときはよろしくお願いいたします。 ここ最近、「秋に麻は着られるか?」という検索ワードが多いです。
こういう問題はレイヤーで考えてほしいのです。 まず物理的な問題。 その衣服が擦り切れていない、ファスナーやボタンがある、破損していないのなら、 それは着られます。 物理的には何も問題はありません。 次に、それが好きか、嫌いかという感情の問題。 麻は嫌いなんだけど、嫌いなものを着なきゃだめ?と聞かれたら、 嫌いなものなんで着なくていいと私は考えるので、 それは着られない、になります。 次に、ファッションとしてどうかという社会的な問題。 麻の衣服は現代のファッションにおいて、秋のシーズンに着るものとされているかどうかという問題。 そうなると、通常は着ない、となります。 だけれども、通常は着ないというだけで、自分がその社会性について気にしなければ、 着ても問題ありません。 ちなみに、日本は木綿の栽培が始まるまで、1年じゅう麻のものを着ていたので、 日本で麻を1年じゅう着るのは特別問題ないでしょう。 あとビーガンの人も麻を1年じゅう着ますよね。 ただ、通常は着ないというのは、着ることができないというのとも違いますので、 「着られるか」と聞かれたら、着られると答える以外にありません。 朝晩は寒いのに、台風で雨が降るなんて気候、
今まで経験したことがありませんでした。 こうなると、一体この時期、何を着ればいいの? という感じになります。 洋服というのは西洋のものなので、 こういった高温多湿の気候には合っていないんですよ。 大雨とか全然、適していない。 革とかウールとか、乾きが悪いでしょ? ジーンズだって、濡れたら最悪だし。 日本は明治以降、西洋服を取り入れたわけですが、 それから100年余り。 なんか合ってないな~、変えたほうがいいのかな~ みたいな時が将来的に来るかもしれません。 特に10月に台風がたくさんくるとなると、 今までとは違う考え方にしなくてはならないでしょうね。 なんか、今日は祝日なんですって?
私のカレンダーは赤字になっていなかったので、 お休みだって、きのうまで知りませんでした。 最近、劇的に変わったクライアントさんがふえて、 こちらもとてもうれしいです。 皆さんを見ていてわかったのは、 変わるときというのは、その変わる前に何かが終わっているということ。 引っ越した、仕事を辞めた、人間関係を終わらせた、 こういうのが何かしらある場合、人は劇的に変化するようです。 もちろん変わるために、自主的に終わらせるのがいいです。 こういうとき、放っておくと、強制的に終了させられるので、 そうなると大変です。 人生に1度かそれ以上、そういうタイミングがあります。 そうすると、着る服も変わってきたりします。 だからなおさらのこと、あんまりたくさん持ってないほうがいいです。 前の自分をさっと脱ぎ捨てるためにも、 軽いほうがいいですよ。 |
AuthorNaoko Kobayashi Archives
September 2023
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