麻とヴェルヴェット
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ブンカにいたとき、クラスの友達がフィッティングモデルをしていました。
彼女は身長163センチ、腰の位置が高く、手足が長くて、 まあ何を着ても格好良いのでした。 フィッティングモデルとは、 製品にする前の段階のトワル、またはサンプルを着てチェックするときの モデルです。 既製服はこのモデルにぴったり合うように修正して作られます。 おわかり? つまり、既製服って、とてもスタイルのいい人が着るとぴったりなんです。 自分にぴったりのサイズの服があるということは、 限りなく理想のスタイルに近いということです。 既製服なんで、服のほうでは合わせてくれませんから、 ぴったりのサイズの服をいつも着ていたかったら、 自分が理想のサイズのボディになるしかありません。 それが嫌ならオーダーメイドです。 フィッティングモデルをやっていたようなサイズの人って、 学年に1人か2人しかいません。 既製服がぴったり合うのはその程度しかいないということです。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
February 2021
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