麻とヴェルヴェット
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どなたかが「猛暑対策とおしゃれ」の項目にリンクをはったらしく、
最近、やたらとこの項目についてのアクセスが多いです。 しかし、日本の猛暑というか、酷暑にどんな服装をしたらいいか、 かつそれがおしゃれに見えるかについては、 答えがありません。 去年もいろいろ考えました。 で、一つのその答えはコロニアルスタイルなのではないかと。 端的に言って、インドやらベトナムやらの植民地時代のスタイルです。 西洋の衣服は、亜熱帯の気候には適していません。 はっきりとそれは言えると思います。 インドやベトナムなど、コロニアルスタイルは、 ゆったりしたシルエット、麻とシルクなどの素材使いが特徴でしょうか。 日本も本当はそういうスタイルがいいのだと思います。 問題はスタイルだけではありません。 素材の問題。 2000年より前の夏物って、こんなにもナイロンやポリエステルだらけではなかったです。 コットンや麻が多かった。 けれども、安い服を多くの人が買うようになって、 ナイロン、ポリエステルだらけになりました。 ふつうのナイロン、ポリエステルは暑いです。 シルクと麻は、涼しいとは言わないけれども、それほど暑くはない。 けれども、手間がかかるので、みんな、それが嫌なんでしょう。 買わないです。 だからいつも売れ残っています。 結局、どちらかなのではないでしょうか。 手間はかかるけれども、おしゃれでかつ暑くない麻とシルクを選ぶか。 手間がかからない、楽を選んでポリエステルか。 それは自分で選んでくださいということで、 いつもと同じです。 Comments are closed.
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AuthorNaoko Kobayashi Archives
May 2023
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