麻とヴェルヴェット
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今年は冬寒かったので、スイセンが咲くのが遅くて、今、満開です。
それだけではなく、チューリップも咲き始めました。 スイセンとチューリップ、ムスカリ、ヒヤシンス、で、もうすぐ桜。 それなのに春の雪で、 こういうときは何を着ていいか困りますけれど、 寒いのでダウンを着るしかない感じ。 さて、いつも春分の日からソックスにサンダルでいいと書いていますが、 今年はまだやっていません。 やっぱりブーツが好きなので、いつまでもブーツを履いていたい。 そんな中、先週、駅で見かけた、たぶん70代だと思われるご婦人。 きれいな格好をしているなと思って観察していたら、 ナチュラルストッキングにサンダルでした。 早い。 どこかご旅行へいかれるのでしょうか。ボストンバッグを持っていらっしゃいました。 この雪が終わったら、そろそろサンダルを履きましょうか、ソックスと一緒に。 貸したり借りたりって、お金じゃありません。
(お金は貸したり借りたりしていませんよ) 服やバッグです。靴は私の足が小さいのでちょっと無理。 私の服、誰かに貸すことがあるかって? ありますとも、しかも他人に。 だって、着ないよりは着たほうがいいですし、 交友関係が全く違うので、借りて着ているとかわかるわけないし、 いいじゃん、それで、 という感じです。 では私は借りるか? 借りますとも。 たまに持つバッグ、私のじゃございません。 だって、重いバッグ、要らないもん。 それから服。 服はサイズが合わないのであんまり借りないのだけれども、 今、ビッグシルエットになったので、これからは借りられそうです。 借ります。 これ、2人で着るよねっていうと、 予算が一気に高くなるので、 いいものが買えるし、 借りるものなんて、ふだん着ではないので、 たまにしか着ないから、それでちょうどいいのです。 これからも貸したり借りたりです。 きのうお会いした方も、またしてもメルカリで売ったり、買ったりしているということで、
「直子さんもメルカリ、利用したほうがいいですよ」とお勧めされました。 メルカリ、現金を売っているという事件以来、遠ざけていましたが、 ちょっとのぞいてみることに。 確かにいろいろあります。 メルカリ、2013年ですね。 インターネットもそうですし、ブログもそうですが、 こういったサービスって、サービスが開始された初期のころのほうがのんびりしていて、 純粋に楽しんでいる人が多いのですけれども、 徐々に、だましたり、変な人が出てきて、 だんだん面白くなくなっていくんですよね。 そういう意味では、メルカリはまだ純粋さが残っているのかもしれません。 私の場合、ネットを通してだと、 イギリス在住の日本人アーチストの帽子を買ったぐらいで、 ほかは個人から買ったことがないです。 Etsyもそうですが、うまく利用すると、楽しいんですよね。 これからはみんなでメルカリで何をいくらで買ったかで、自慢大会だな。 きのうお会いした方、シャツが素敵だったのでどこで買ったか聞いたら、
なんとメルカリだということ。 そしてそれだけではなく、その方の旦那さんは、メルカリに自分の作ったものを売っていて、 それがよく売れているとのことで、 初めてそういう方の話を聞きました。 (もちろんそれで生計を立てているわけではありません) 考えてみたら、10年ぐらい前はフリーマーケットが人気になって、 そこで買ったり売ったりしていたわけですが、 だんだんとあれも売値が10円みたいになってしまって、 やるほうもやる気がうせて、下火になったのだと推測します。 けれどもこれからも、買ったり、売ったり、交換したり、シェアしたりということは、 もっと流行っていくだろうと思います。 私の場合、いらないものがあったら、結構あげちゃいます。 あとは、シェアはよくします。 私の服も貸すし、私も借りたりします。 それで全く問題なし。 交友関係は全く別なので、 誰かのを着たり、持っていたりしていてもわからない。 買ったり売ったり交換したりシェアしたり、 これら全部、これからどんどん広がっていくと思います。 うちの周辺には幼稚園から高校まであるので、
この卒業式のシーズン、 スーツ姿のお母さんたちをよく見かけます。 スーツは着なれていないらしく、 何かぎこちないです。 どこがぎこちないのだろうと観察していたら、 歩き方がぎこちないということに気づきました。 タイトスカートとパンプスみたいなスーツの方が多いのですけれど、 そのスタイルでジーンズとスニーカーで歩いていたのと同じように歩くと、 変なのですね。 そういう私もこの秋冬のお出かけは、スカートばっかりはいていたので、 なるべく左右の膝が開かないように意識的に歩いていました。 スカートとかヒールの靴とか、 ふだんから慣れておかないと、 いざというときに変な歩き方になってしまいますから、 気をつけましょう。 このあいだの全身像。
The sartorialist www.thesartorialist.com/photos/on-the-street-pattern-mixing-milan/ 左側の人。 解説するまでもないと思いますが、一応しますと。 花柄が、白、青、黒。 ニットが黒と青。 靴が黒と白。 バッグが青。 使っている色は柄物に使われているだけ。 ボンバージャケットだけれどもきちんとして見えるのは、 スカートとセットアップだから、そしてスニーカーではないから。 完璧。 最近見かけなかった湘南おしゃれ男子、
夕方、近所のスーパーへ買い物へ行ったら、 おしゃれ男子3人が買い物していました。 今の20代のおしゃれスタンダードはあれですね。 BTSみたいなのですね。 BTS,このあいだアメリカのヴォーグにも出ていましたし、 世界的におしゃれ男子と認定されています。 日本のおしゃれ男子たちも、髪をきれいにカットして、 何を着てもきれいな感じというのが これからの主流でしょうね。 私はほかのブンカ出身者と同じように、服が好きなので、
将来、服飾博物館に入るようなピースは欲しいなと思います。 似合うか、似合わないかは関係ありません。 そんなわけで、アレッサンドロ・ミケーレのグッチもぜひ欲しいので、 グッチの前を通りかかったら、試着します。 しかしグッチの服、たいそう高いのでおいそれとは買えません。 けれどもだからといって、決して手に入らないかといったら、 そんなこともありません。 誰かがくれるかもしれませんし、人生、何が起こるかわからないので、 手に入る可能性は信じています。 さてそんなグッチの服、多色で、柄で、派手な色合い。 1枚だけグッチを混ぜるのは難しい。 けれどもないかといえば、そんなことはありません。 グッチ、実は赤、白、紺の正統派トリコロールが多くあります。 バッグもそうだし。 で、試着するときはそんなグッチのトリコロールの服を着てみます。 このあいだはワンピースとニットのジャケットを着てみました。 (ちなみにグッチ、めちゃくちゃ細いです。私が36を着て、細い!と感じるぐらい) 赤と白と紺のニットジャケット、よかった。 これならおばあちゃんになっても着られそう。 しかし、お高い。 ニットといっても、仕立てが普通のウールのジャケットと同じなので、 お勧めされて着てみたトレンチコートより高いです。 (トレンチコートはいらない) 今はまだ私にとってお高いので買えないですが、 あれは服飾博物館に入るピースですからね。 グッチのトリコロール、アレッサンドロ・ミケーレがいるあいだに1枚は欲しいです。. 皆さんも、欲しいブランドの服があったら、試着してみましょう。 いつ何時、どんな方法で手に入るかわかりませんから。 こちらを見てください。
www.instagram.com/thesartorialist/ The sartorialistのスコットのインスタグラムですけれども、 きのうの投稿のミラノのストリートスナップ。 大きな花柄とストライプのセーターの組み合わせ2パターン。 花柄に使われている色とストライプの色を合わせています。 水色の花柄の人はバッグも水色。 完璧な色の組み合わせ。 やはりイタリア人は色にうるさいようです。 きのういらしたクライアントさんが素敵なジャケットを着ていらっしゃったので、
質問してみたら、なんとメルカリで1000円で買ったハイブランドのジャケットだ、 とのことでした。 この前も違うクライアントさんが、どこかでセリーヌの中古のコートを3万円ぐらいで 買ったという話を聞いたばかりで、 皆様、賢くお買い物をしているなと感心しております。 私も先日、久々に古着屋へ行ってみました。 コートやブラウスなど春物がそろっていて、 十分な品ぞろえ。 そこはアメリカとヨーロッパのものが多いんですけれども、 ラルフ・ローレンなんかも大量にあって、 きれいだし、着るにはなんら問題なし。 中古と古着をうまく買えば、 お金は本当にかかりません。 それにファストファッションよりクオリティが高いものが買えます。 たしか1カ月ぐらい前のBritish Vogueの記事に、 ポピー・デルヴィーニュっていって、カーラ・デルヴィーニュのお姉さんが、 コートはヴィンテージのバーバリーだって書いてあったし、 私の好きなTHE SARTORIALISTのスコットの彼女のジェニーも ハイブランドと古着をうまく混ぜて着ています。 さすがにいわゆる中古品を彼女らは着ないでしょうけれども、 ヴィンテージは当たり前。 80年代もリバイバルするし、 古着屋はこれからもチェックしに行かねば、ですね。 |
AuthorNaoko Kobayashi Archives
April 2024
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