麻とヴェルヴェット
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もう1つ、その根拠となる考え方を探していたのが、
私が今回見つけた「おいしい色のルール」です。 そのルールがどんなものかということについては新刊に書いたので、 興味のある方はご一読を。 このルール、きっと動物行動学か、文化人類学か、 どちらかを調べればあるだろうと思ったのですけれども、 何を調べていいか、広範囲なのでわからず。 20年以上前にデズモンド・モリスを随分と読みましたが、 そこにあったような、なかったような・・・ 読み返すのも気が進まないし、 しかもモリスより後に研究は進んでいるはず、 ということで、進化心理学にたどり着きました。 昔は進化心理学ってなかったし、 私はユング好きから始まっているので、トランスパーソナル心理学へいっちゃったから、 どちらかというと、社会心理学のような進化心理学の本は読んだことがなかったんだけれども、 なんか面白そうということで読んだら、はっきりとしたことはなかった。 なかったんですけれども、 ほんのちょっとあって、 それは何かというと、「人間は飢えている」という話。 現在でも人間は飢えています。 ダイエットができないのはこのためです。 肉体は飢えていないけれども、コンシャスネスが飢えていると、 どんなダイエットをしてもうまくいきません。 飢えていて何を探しているか? 糖分です、糖分! 脳の活動に糖が必要なんですね。 進化心理学の本には、人間は糖を探していると書いてありました。 そんなわけで、おいしい色のルールは、 本を読んでのお楽しみということでよろしく。 もう4月。ということは今年の4分の1は終わってしまったということ。
早かったような、遅かったような・・・ さて、根拠です。 新しい本を書くに当たって、 3色ルールについて、誰か有名な人が言及していないか探していました。 シャネルが言ったらしいというのは知っていたので、 シャネルで探していたんだけれども、見つからず。 シャネルの箴言集みたいな本があったんだけど、 4月発売になっていて、待っていられず。 大体、シャネルは自分の本というものを書いておらず、 すべて伝聞。 ならば、ほかの人ということで、クリスチャン・ディオール著になっている本があるのを見つけて、幸いなことにkindle版があったので、読んでみたらありました。 3色ルールという言い方ではないけれども、 「服は2色でよし。そこにもう1色を2か所に」ということが書いてありました。 英語だったけれども、もとはフランス語なんでしょう。 これがいわば3色ルールですね。 洋服の世界では、そんなことは当たり前すぎて、 わざわざ誰も書かなかったのかもしれません。 それにしても、先に何か概念があって、 それについてどこに書いてあるか探すのは難しい。 私も過去、いろいろ本を読んだけれども、 将来、それについて自分が書くとは考えていなかったので、 頭にある記憶だけ。 過去のメモとかないので、記憶だけを頼りに、どこに書いてあるか探しています。 |
AuthorNaoko Kobayashi Archives
April 2024
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