麻とヴェルヴェット
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あしたはやっと冬至なので、
今日あたり、太陽が出ている時間が1年で短い日です。 そろそろ冬に疲れてきました。 とはいっても、関東地方はまだ雪も降っていませんので、 それほど本格的な冬という感じでもないのですが。 今年、湘南エリアではベージュからエクリュのグラデーションのコート類の人が多く、 例年よりは黒っぽくないようです。 特にベアのようなもこもこした素材のショートジャケットの人をぼちぼち見ます。 若い人たちのほうが明るい色が多いように見えますね。 クリスマスとお正月、ダークな色合いを着たら、 あとは徐々に明るくするといいですね。 明るくすることで、 この独特の冬の疲れもとれそうです。 今年もあと残り少しとなりました。
私は被服費を1月1日から計算しているので、 12月31日が締めです。 予算も立てましたし、ある程度買う必要があるものもわかっていました。 結果、服はあまり買いませんでした。 捨てる服もほとんどなかったけれど、 買う服も少なかったです。 夏があんまり暑くて長いので、 ご近所お出かけ用にワンピースを買ったのが大きかったぐらい。 あとは、ふだん持ち歩く中くらいの大きさのバッグがなかったので、 それを買ったぐらい。 たくさん要らないというのもありますが、 年々、欲しいものがはっきりしてきて、 これこそが私のもの!と思えるものが少なくなってきました。 年齢を考えると、どうでもいいものはもう買いたくありません。 皆さんも被服費の決算、出してみてくださいね! いろいろわかって面白いです。 Netflixでスカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバー出演の
『マリッジストーリー』を見ました。 スカーレット・ヨハンソン、アカデミー狙ってきましたね! 途中、すごく長いセリフがあって、それを一気に撮ってるんですよね。 さてその中で気づくこと、 スカーレットは身長が160センチです。 アダム・ドライバーが189センチなので、 並ぶとスカーレットがとても小さく見えますが、 並んでなければ、そんなふうには感じません。 スカーレットの身長の低い感じは、 日本でいえば、マイナス8~10センチの感じで、 いわゆる背が低い人なんだと思います。 けれども、だからといって、スカーレットが背が低い人ならではの服選びとか、 しているようには見えません。 理由は、身長は低くても、全体のバランスがいいので、 背が特別低いとは感じないからです。 実際の身長の高さより、全体のバランスのほうが重要といういい例です。 カジュアルな装いがとてもはやっているせいで、
20代後半から50代前半までの女性で、 ちょっとおしゃれな感じの人たちが、どうしても似たようなスタイルになるようです。 今だったら、ビッグシルエットでロング丈のノーカラーのコートに、 ロングスカート、またはワイドパンツ、スニーカーみたいな、 なんとなく似たような感じの人を多く見ます。 だけれども、ここで注意してほしいことがあります。 同じになると、比べられるということです。 若い人と若くない人が同じ格好をしたら、 肉体が若いほうがよく見えます。 または、スタイルがよいほうがよく見えます。 肉体が若くスタイルがよいのが最強です。 で、もう若くない大人だったら、若い肉体と比べられないほうがいいでしょう。 ではどうするかといったら、 若い人と全く同じ格好はしないことです。 やはりそこは大人の貫録で、 若いとあんまり似合わないよね、これは、 みたいなものをどこかに入れていくのがいいと思います。 ちなみにこれは肉体の問題なので、 バッグの話ではありません。 大人の貫録というと、すぐハイブランドのロゴ入りバッグを持てばいいんでしょ、 みたいに思う人がいらっしゃいますが、それではなく、 あくまで肉体のお話です。 世界的に不景気なため、服は大量に余っているようです。
例えばYOOXでは、秋冬ものがもうかなり値下げしています。 65%オフとかざらです。 日本はまだそこまでいっていないけれども、 だからといって景気がいいわけでもないので、 今年のセールはかなり値下げするのではないでしょうか。 アパレル業界縮小の話もちらほら出てきています。 余剰在庫を抱えてもいいことはないので、 売ってしまおうという機運は高まるでしょう。 とにかく、日本でも服は余っているので、 焦らなくても大丈夫です。 どんどん値下げするでしょうし、 なくなってしまうということもないでしょう。 今年はロングスカートやワイドパンツの人が多いせいか、
ひざ下のスカートで黒いタイツという人をあまり見かけません。 以前、雪が多く寒い地域に住む人に、 足もとは黒タイツのほかに何かないかと聞かれたのですが、 それ以外だったらロングブーツ、 もしくは真冬でもナチュラルストッキングか、黒いシアーのストッキングになります。 寒いのが嫌なら、パンツをはく以外ないでしょう。 スカートの丈がひざ上になったのは、 それこそ1960年ごろからなので、 まだ100年もたっていません。 それまでの女性はロングスカートです。 脚は基本的に見せない設定でしたから、 脚を見せたときにどうするかというバリエーションはあまりありません。 若い場合はカラータイツもかわいいです。 けれどもこれも、いい年になったら、やめたほうがいいかもしれません。 そろそろセールでしょうか。
セール期間に何かを買わなくなって久しいので、 今はいつからセールなのかよくわかりませんが、 12月末には冬のセールですよね。 さて、今年、街を見回すと、ロングスカートやワイドパンツの人が多い印象です。 ロングスカートは今後数年続くでしょう。 1度、脚を隠すのになれたら、 もうなかなか短いスカートには戻れません。 だから、セールで少しクオリティの高いロングスカートを買うのはいいですよね。 パンツも、これから何年かはタイトではなく、ゆるみのあるものが続くと思います。 今年はまだタックパンツをはいている人は少なかったですが、 腰回りにゆるみのあるタックパンツは今後、はやってくると思いますので、 セールで気に入ったタックパンツがあれば、来年以降もはけると思います。 あとセーターを買うなら、引き続き大き目のシルエットのもの、 同様にコートも当分の間、ビッグシルエットが続くと思われるので、 大き目のシルエットのほうがいいと思いますので、 セールで買うなら、大き目シルエットにするのがお勧めです。 私は、カシミヤのセーターを買ったら、
まずはお出かけ用、 次に部屋着、 そして最後に寝るときに、というようにしています。 そうやって、くたくたになるまで着てから捨てます。 ただ今年はもうくたくたのカシミヤのセーターがなかったので、 いただいた中古のカシミヤを部屋着にしているのですけれども、 これがなかなかよいです。 ちくちくしないし、軽くて暖かいので、 部屋着にぴったり。 メルカリあたりを探すと、結構安い中古のカシミヤが出てくるので、 そういうのを部屋着用に買うといいです。 今着ているのも、もっとくたくたになったら、 寝るときに着ます。 湘南エリアは暖かい日々が続いていますが、
もうすぐ冬至です。 太陽の光は斜めになります。 気温は高いけれども、日差しは真冬です。 そんなとき、付け加えたいのはキラキラしたもの。 メイク好きの人たちは、ハイライトを多く使う季節でしょう。 メイクだけではなく、シャンデリアイヤリングや、 スワロフスキーのクリスタル、ラメ入りの素材など、 キラキラは今が一番お似合いです。 街行く人を見ていると、 暖かいせいか、あんまりきらめいていません。 やるなら今なので、持っている人はキラキラさせて外出しましょう! 例年どおり、私が住むエリアにはクリスマスらしさはありません。
だからあまり街は華やかではありません。 それに加え、この湿度、そして本日は最高気温19度という、12月とは思えない天気。 一体何を着ればいいの?となりますね。 その間にもうすぐ冬至。 そして冬至が過ぎると、太陽はより天頂に上ってくるので、 立春に向かって日差しが春めいてきます。 そうすると、もう真っ黒いウールのコートや、なんとなく日差しに似合わない。 そんなわけで、もし真冬っぽい素材と色のコートをお持ちなら、 今がかなり暖かくても、今着たほうがいいです。 なぜならそれは、今の日差しの具合に似合うから。 来年以降の天気がどうなるかは予測できませんが、 もしこんな冬が続くなら、 関東地方より南の地域ではもう真冬のダークな色合いのコートは要らないということになります。 セールもそろそろ始まりますが、 ちょっと考えてからのほうがよさそうです。 |
AuthorNaoko Kobayashi Archives
April 2024
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