麻とヴェルヴェット
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どこか旅行するとか、イベントとかがなければ、
ゴールデンウィークも飽きますよね。 分散させればいいのにね。 さて、そんなことを言っている間にもうクルーズコレクションが始まりました。 トップバッターはディオールで、 今日はこれからプラダ。 なんかもうね、世界のファッショントレンドと日本、違いすぎて、 見るのが楽しみなだけって感じになってしまいましたね。 そんな日本の夏、流行しそうなのがシャツドレスでしょう。 しかもロング丈。 なぜなら作るのが簡単なんで、 誰でもすぐ作れるものね。 着たい人は今買って、 夏の終わりまで着るのがいいと思いますよ。 皆さんの経済状況を見ても、今から高価なジュエリーを買える人はいなくはないですが、
ごく一部の方でしょう。 まあ、「パーティー」なんてものに行くわけでもないので、 必要ないと言えば必要ないので、それは問題ないと思います。 ただ、いい年の大人になったらチープな偽物より本物のほうが似合うというのは そのとおりで、理由は肌の質感だったり、肉体の勢いだったりするかなと思います。 要するに、若くないからです。 ではどうするか。 まずひとつは、すでにもっているものをつけたらいいのではないでしょうか。 だって、皆さん、パールのネックレスや、ダイヤモンドのペンダント、もっていらっしゃいますよね。 あれ、どうしちゃったのかな? 最近、しているのを見ないですけど。 あとは今まで買った細かいものたちを売って、シンプルな大物1つにかえるというのもあります。 けれども、今まで買った細かいものたち、案外売れないです。 メルカリ見てみるとわかります。 でも、ちりも積もれば山になるんで、それも一案かと思います。 次。 高くはないけれども、日常的に使える本物を新たに買う。 そんなもの、あるのかなと思ったんですけれども、ひとつありました。 それはパールです。 日本は真珠を養殖していますから、自国でとれるんですね。 ということは、本物だけれども、ほかのジュエリーよりは安いです。 シンプルなデザインのもので、ブランドにこだわらないのなら、 生産地近くで買えば、手ごろな値段のものがあります。 無理しない範囲で買って、日常使いするというのがパールはいいのではないかと思います。 なぜなら、パールこそ、一度個人の所有になったら、ブランドものでない限り、 転売できないからです。 以前、おうちが宝石店という方に理由を聞いたら、 「パールはいきものだから」という当たり前の答えが返ってきました。 以上、ジュエリーについての考えでした。 ファッションレッスン用のレジュメは2010年に作ったもので、
シルエットに関すること以外は変えていないのですけれども、 もう一つ、そういや、この件については最近言わないというのが ジュエリーについてです。 2010年当初は、いい年の大人になったら、チープな偽物はやめて、 本物を身に着けるようにしましょうと言っていました。 けれども、ここ2、3年ぐらいは言うのをやめました。 なぜかというと、ジュエリーの所持率が大幅に減ったからです。 私のところにいらっしゃるのは、富裕層ばかりなんてことはありませんから、 非正規の方、独身の方、正社員既婚者の方など、さまざまな経済状況の方がいらっしゃいます。 正社員既婚者以外の方の経済状況は目に見えて悪くなっていて、 4年ぐらい前から、中古品を買うという声がぼちぼち出てくるようになりました。 そうなると、ジュエリーなんて買っている場合じゃありません。 ロスジェネと言われる世代から下で高価なジュエリーを持っている人は、 ほとんどいませんでした。 だから、12月号の雑誌に「自分へのご褒美」として50万から100万円もするようなジュエリーが掲載されていると、そうか、この雑誌は上位3パーセントぐらいの富裕層向けか、 などと思ったものです。 ジュエリーをなぜもっていないのか。 答えは簡単で、もう買えないからです。 ある年代から下は、気軽にジュエリーを買う年代ではなくなりました。 そんなわけで、いい年の大人になったら本物のジュエリーなんてことを言うのをやめました。 (長くなったので明日へ続きます) |
AuthorNaoko Kobayashi Archives
April 2024
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